【主要SNS4種の特徴】Instagram、TikTok、X、YouTube

松原吉輝

企業のSNS運用は、集客や認知拡大、ブランドイメージの向上、そしてユーザーとの直接的なコミュニケーションを図る上で、今や欠かせない施策の一つです。

本記事では、主要SNS4種(Instagram、TikTok、X(旧:Twitter)、YouTube)の特徴と強みを解説します。

【1】Instagram

「インスタ映え」というワードに象徴されるように、画像や動画で視覚的に訴求ができるのが、Instagramの大きな特徴です。
24時間で投稿が非公開となるストーリーズ機能や、ライブ配信機能、ショッピング機能、サブスクリプション機能などがあり、様々な方法でユーザー同士がコミュニケーションを取ることができます。

特にInstagramのショッピング機能は、閲覧から購入までスムーズな導線を引くことができるので、EC事業者と相性の良いSNSと言えるでしょう。

フォロワー以外にも表示されやすいリール投稿を上手く活用することも、Instagram運用のポイントの一つです。

【2】TikTok

2018年のサービス開始以降、爆発的にユーザーを増やしているTikTokは、高い拡散力が特徴のSNSです。

TikTokの拡散力が高い理由は、独自のアルゴリズムにあるとされています。TikTokでは動画を解析して、好みに合ったユーザーに表示されます。動画アカウントのフォロワー数や、過去の動画の再生回数などは直接的に影響しないとされており、フォロワー以外にも拡散されやすいのが強みです。
またエンゲージメント率が高いことも特徴で、チャレンジ企画などで直接的な交流が図れるのも特徴的です。

※チャレンジ企画とは
キャンペーン用のハッシュタグを企業が設定し、ユーザーにそのハッシュタグを付けた投稿を促す、ユーザー参加型の広告のこと。

【3】X(旧:Twitter)

テキストコンテンツが主体のXは、リポスト機能での高い拡散力が特徴のSNSです。また、発信した情報が瞬時にユーザーに届くリアルタイム性もXの強みです。

Instagramと比べて直接的な購買行動に繋がりにくいXでは、「企業アカウントの中の人」が話題になるように、ユーザーとのコミュニケーション(=認知拡大)を目的とした運用も多く見られます。

2021年にリリースされた「スペース」という機能では、ユーザー同士がリアルタイムで音声配信・会話ができ、誰でも聞くことが可能です。ファンとの交流の場として活用できるでしょう。

【4】YouTube

動画コンテンツに特化したYouTubeは、情報を分かりやすく訴求できることが強みです。ユーザー層も年齢・性別問わず幅広く、商品PRやHowto系コンテンツ、採用向けの企業紹介など、企業アカウントの運用は様々です。

例えば自社商品を使ったHowto系動画であれば、ユーザーのニーズに応えながら自社商品もPRすることができ、認知拡大やファンの獲得に繋がるでしょう。

また、YouTubeはGoogle傘下のサービスのため、検索エンジンに表示される(=SEO対策にもなる)ことも大きな特徴です。

まとめ

SNSを上手く活用することで、従来の広告とは異なる形で、より自然にユーザーとの接点を作ることができます。
それぞれのプラットフォームの特徴を理解し、自社の商品・サービスに最適なSNS戦略を立てることで、集客や認知拡大、売上アップに繋げていきましょう!




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著者

松原吉輝

マーケティング会社にて大手・中小合わせて500社の支援を事業責任者として行う。その後、経営再建のために15名ほどの会社の社長業を担い、2016年に「EC運営代行」のGIVE&GIVE(株)を創業。
クライアントは大手・中小企業とあり、楽天市場では優良店を次々と輩出。現在はECの枠を超えたマーケティング、ブランディング、プロモーション支援まで行う。
2021年、未就学児~中学生への教育支援事業として「協育・共育プラットフォーム」を提供す(株)weclipを設立。世田谷区の起業家支援プログラムのメンターも行う。他に、カベウチサービス、飲食業、アルコールアイスクリームブランドの開発・販売も行う。

HP(https://g-give.co.jp/