【第5回】EC素人集団 「米・雑穀のみちのく農業研究所」

長濱 洋平

インターネットで販売することに関しては未熟、だからこそ当店「米・雑穀のみちのく農業研究所」としては、インターネットの世界で頑張っているところをこの場でクローズアップしていきたい。

ということで。

6月某日
私は、青森県に向かっていた。
あの有名な 野菜でクレヨンをつくり今や様々なメディアに取り上げられている「おやさいクレヨン」mizuiro株式会社 代表取締役 木村尚子様に対して、「EC友好通商条約」締結を申し出る為である。(ここで「EC友好通商条約」とは、もともとはリアル店で商売を行ってきた店舗が新たにEC界に参入し、右も左もわからないままに手探りでこれまでやってきた苦労や喜びを共有しつつ、今後のEC界の発展とより良い商品づくりを共に開発・販売しましょうという内容の協定書。)

そして、とても秀逸な商品、「おやさいクレヨン」がどうやって産まれたのかを探りに行ってみることにした。

【店舗紹介】
「mizuiro.inc」mizuiro株式会社 
代表取締役木村尚子氏。
青森県青森市に所在するデザイン会社。2014年3月に発売した「おやさいクレヨン」が大ヒットし多数のメディア露出・話題を獲得。
親子で楽しめる時間をデザインする企業としてオリジナル商品をネットショップで展開中。2016年内閣府後援「ふるさと名品オブザイヤー」受賞。

登場人物  木村→「mizuiro.inc」木村尚子社長
      ロングビーチ→「米雑穀のみちのく農業研究所:長濱洋平」
      山賊→「楽天市場・荒木真司」

子育てと起業と三畳一間

子育てと起業と三畳一間

早朝9時30分、青森市内某事務所へみちのく農業研究所他取材者一同 「ごめんくださ~い!」と突入。

すると他スタッフを差し置いてなんと木村社長自ら足早に玄関先までお迎えに・・・。驚

木村)(開口一番)おはようございます。取材なんて、うちで良いのですかね?まだまだ改善するところが多すぎて・・・。

ロングビーチ)いえいえ、大型店や有名店は割と既にたくさん露出していて記事にもなっていて、そういった成熟した、出来上がったお店は私じゃなくても大きなメディアができることです。それよりも今後伸び代があって良い商品を実店舗でも販売されていて、今後伸びていくお店をクローズアップしていつか私が一番にあのお店を取材したんだみたいな自慢話したいじゃないですか・・・・。そして売り上げの生々しい話も公表していきたい。そういうものを見てもらってリアルに感じでEC人口が拡がればなと。

ロングビーチ)では早速ですがまず「おやさいクレヨン」をつくったきっかけは?

木村)もともとデザインの仕事をしていたのですが、2012年にそれまで務めていたデザイン会社を退職し、フリーランスデザイナーとなりました。会社に勤めていた頃は娘が小学校低学年だったのですが、残業も多い仕事で両立に苦労していました。いろいろ悩んでいましたが、自宅を仕事場としてフリーランスで営業する事で、両立がしやすくなるのではないかと考えました。

幸いな事に独立当初からデザインの仕事を受注して生活が成り立っていました。そんな折に、自分のオリジナルの商品をデザイン、つまりプロダクトデザインに挑戦してみたいとの想いが湧いてきたのです。

もともとネットショッピングが好きで様々なお店を利用していました。そういった経験から、いつか楽天ショップにお店が出せたらいいなと漠然と思っていました。
そこでネットショップ開設の準備を進める中で、いよいよオリジナル製品を作ってみようと考えました。私が最も好きな絵を描く道具、かつ子供と一緒に使えるもの、かつ県をアピールできるようなものはどんな製品か?そんな事を考えながら料理をしていた時に、野菜の色がとても綺麗でこんな色の画材があったら良いなとひらめきました。

山賊)絵はずっとやられていたのですか?

木村)ずっとやっていたという程ではないのですが、学校の教科で一番美術が好きで、一人っ子だったせいもあり、家ではずっと絵を描いていました。専門学校卒業後は地元でデザイン関係の企業へ入社し、本格的に実務経験を積むことになりました。

山賊)青森で?

木村)はい。東京にはすごい憧れをもっていたのですが、青森から出たことがないんです。ですが現在では、月に1回のペースで商談で東京へ行くようになりましたね。

ロングビーチ)地元青森を発信したいというのはもともとあった?

木村)青森県のお土産品や農産物、特産品をいつか自分でもデザインしてみたいとの想いは漠然と持っていました。デザイナーという立場になった今、自分なりのアピール方で県産品を面白くインパクトのあるものとして出したい。先ほど思いついた野菜の色で描くというアイディアは、それらの条件にあてはまるアイディアでした。しかし素材は生のもの。生ものを素材としながらもいかに効率的に、安定的に流通させるか、また製品の品質を保たなければいけない。総合的に考慮し行き着いたのが野菜で作るクレヨンという方向でした。

ロングビーチ)すごいですよね。

木村)今だから言えるのですが、ほんとに手探りでした。突拍子もないアイディアでしたが、県の補助金に申請したところ開発予算を頂く事ができました。そこで自宅事務所から移転し、3畳一間程の大きさの地元商店街の空き店舗を賃貸。開発スタッフとして2名の雇用もうむことになりました。私たちはまず手作りで野菜のクレヨンを試作しました。野菜をみじん切りにしてホットプレートで乾燥させ、さらに乳鉢で細かくしたり。開発の途中では色々と不安は正直ありました。

ロングビーチ)その時の野菜は?

木村)トマト、人参などですね。野菜類を事務所の外で干していたら、残念ながら失敗してしまいました(笑)。そんな事をしながら、同時に他の製品についても考えていたのですが、例えば酒粕を使った入浴剤など。

ロングビーチ)それ、私も同じこと考えました!(驚)

木村)すごい!どうなったのですか?

ロングビーチ)マブチという仙台の生地屋さんに行って、ガーゼ生地を買ってきて巾着袋を作って米ぬかを詰めて、楽天市場で1個300円で売れば、手間がかかっても販売できるんじゃないかと真剣になって生地を買いに行きました。しかも女性うけのよさそうなピンクのハートの絵柄入りの生地を何時間もかけて探し回りました。 やっとの思いで素材を見つけて自分の事務所で構造デザイン図を作って、「できた!」と思って商品ページの作成を担当に依頼しました。そしたら一言バッサリ「これだけはやめて」と(笑) ちなみにうちのWEB担当は常務で妻なのですがね。

正直この「巾着米ぬか入浴剤」を3週間もかけて考えて、スーパーSALEで総合ランキングも狙えるんじゃないかと思っていたら、肌に触れるものだから、ガイドラインとか、成分とか、でもただの米ぬか油だから、すべすべするだろうと。しかし万が一、お客様の皮膚に異常が発生してしまった場合、そのバックグラウンド(いわゆる説明責任の根拠やクレーム対応など)が整っていない商品を販売することは会社として命とりになるよということで、いまはお蔵入りの状態(笑)でもまだ灯は消えていませんがね・・・・・・(笑)。

ロングビーチ)ネットショップの状況はどうですか?

木村)私は2014年11月に出店したのですが、開店後まもなく「おやさいクレヨン」について、たまたまテレビ放映があったのです。放送開始直後からご注文が止まらないという事が突如発生しました。その時は1週間以上スタッフ総出で精一杯対応いたしました。そういった経験を踏まえて、現在ではお客様にご迷惑がかからないようにしっかりとした受注体勢を整えました。ですが、やはり個々のお客様のご注文はラッピングやギフト対応など、細かなチェック項目があり神経を使います。しかしECサイトは細かなサービスと気遣いが何よりも大切ですからね。

ロングビーチ)商品数はいまどれくらいですか?

木村)自社が56種類、あとは仕入れ商品も何点か扱っています。コンセプトとして「親子の時間をデザインする」製品と、青森県の魅力ある製品を取り扱う事で、PRにつながるサイトを目指して日々運営しております。

ロングビーチ)親子というターゲットはずっとぶれていない?

木村)親子と言っても必ずしもご自身のお子様だけではなく、例えば親だったり、おじいちゃんおばあちゃんだったりもします。「おやさいクレヨン」はお子様はもちろん、お年寄りにも使ってほしいと思っています。お絵描きや手を動かす事は痴呆の予防にもなると言われていますし。今後は大人の塗り絵もリリース出来ればと思っています。まだまだ弊社のECサイトは改良の余地があり、それによって伸びるコンテンツだと思いますので今後も研究していかなければと思います。

山賊)どっちがやりたいですか?

木村)どちらもですね!2016年8月にはおかげさまで青森市内に実店舗もオープン致しましたし。また、弊社はデザイン会社なので他社が開発している商品のブランディングや、ブラッシュアップなども携わらせて頂いております。そのためにも自社のEC運営のノウハウをもっと蓄積していかなければいけないと考えます。楽天の担当者さんのお話も伺いながら日々取り組んでいるところです。

ロングビーチ)商品価値の高い商品。米って皮むき屋さんだから、どんな袋にいれたとか、付加価値をつけにくい。おやさいクレヨンのような独自商品は個性を出しやすい。米のマーケットは倍率大変ですよー。キロ数と、銘柄で価格競争に陥りやすい。

木村)どうされているのですか?

山賊)10kgのお米を購入するお客様と30kgのお米を購入するお客様、それぞれ家族構成も違うし購入頻度も違う。他のお店で買っているものも違う。そこを理解してちゃんと接客する必要があるし、単純に安売りではなく、誰向けに何を売っているか?その商品がお客様の何の問題解決をするのか?ということを、いつも社長と話すことを心がけています。

木村)コンセプトとして永続的にユーザーの皆さんに愛される製品づくりがあります。そういったビジネスモデルが確立される事で、地元が経済的にも活性化する事が目的です。

ロングビーチ)そういうのを集めるのも大変ですよね?

木村)おやさいクレヨンに使われている野菜パウダー、例えばごぼう色に使用されているごぼうパウダーは、青森県内でごぼう茶を製造販売されているメーカーさんに出向いたり、人参でしたら、雪堀人参という種類の特産人参の規格外品を集めて頂いたりもしています。他にもとうもろこし色に使用されている原料は、だけきみの規格外品など。実際に生産者の方々にお会いして「おやさいクレヨン」という製品に、本来であれば市場に出ない野菜や、加工品を再利用する、そういうコンセプトをお話ししますと共感して下さり、喜んでご協力頂いていますね。

山賊)ECという販路の期待というのは?

木村)ここから先、どう伸ばしていくか、今、まだ模索中でした。例えば広告や、イベントなどを利用してみるですとか。他にも楽天ショップだけでお取り扱いする限定品を作るのも一つの手かもしれませんね。コンセプトが明確で「mizuiro.inc」ここでしか買えないものを生み出して行きたい。mizuiro株式会社は間もなく3期目を迎えますが、そういった部分を強めて伸ばしていければなと考えております。

ロングビーチ)これだけメディアに取り上げられた要因ってなんだと思いますか。

木村)やはりお子様がお使いになる製品における安全性に対する意識の高さでしたり、物の価値に重きを置いていらっしゃるユーザーが増えたという事ではないでしょうか?

実は2013年に、「おやさいクレヨン」のファーストバージョンをB to B商談会にてリリースいたしまた。初めて東京での商談会に出展した初日に最初のメディア取材をして頂き、それから約2年間はありがたい事に様々な取材オファーを頂きました。当然ながら、商談会時点では全く販路ない状態でしたが、初回生産分の数千セットが3日間の商談会の間にお取り扱い店が次々と決まってしまいました。

ロングビーチ)順調ですよね?

木村)商談会に出る前は、製品が出来上がったのはとても喜ばしいのですが、もし商談会でも買い手が見つからなければ、最終的には私自身が全国売りに歩かなければとまで思っていたのですが、、、 。

翌年にはドイツの大規模商談会にも出展いたしまして、本格的に海外展開もスタートしました。 ドイツでは韓国からいらしたバイヤーの目に止まり、初めての海外代理店として韓国企業と提携する事になりました。現在において、韓国市場はとても活発に推移しています。アジア圏のほとんどは既に代理店のご契約を締結しておりますが、今後も海外展開は慎重に取り組んでいこうと思っています。知的財産への投資も重点的に行っており、各製品の商標登録や特許出願は日本国内のみならず、海外エリアも含めて出願しています。

山賊)1年後の目標は?

木村)mizurio株式会社はおかげさまで3期を迎えますが、1期、2期と売り上げは倍々の伸び率でした。3期目では実店舗、ECサイト、そしてデザイン業だけではなく、飲食店展開や、ワーキングママの雇用に繋がる新事業を展開して行きたいと思います。ちょっと無理そうな事でも言葉にしなければ夢は実現しないと思うので、私の場合はあえて言葉に出すようにしています。ブランドとしての価値を高めなければいけない。次の商品をコンスタントにリリースしながらも、製品の価値を落とさずに愛され続けていく商品にどうやって育てていくか。そのために自分たちの基盤を作っていく体制づくりで、新しい事務所で、人材育成、流通、デザインの仕事など様々な事を統括していかなければいけないと考えています。

思いつきと憧れの女性オーナー像

思いつきと憧れの女性オーナー像

ロングビーチ)次何作ろうかな。っていうのを考えているのは1日にどれくらい?

木村)わりと思いついては消えてが多いですね。1日ぼんやり、10分でも20分でも考えている。ひらめいたアイディアは一旦事務所のスタッフに投げかけ、その反応が冷たかったら、ああ駄目なんだと悟ったりもします(笑)。アイディアを生む事も大切ですが、冷静な目で判断する人も必要ですね。

それでも自分が良いと思ったアイディアは強引に押し進める場合もありました。その場合はマーケティングや、モニター会などを開き、ターゲットに近い方々からどのように改良したら良いかなどリサーチしています。

ロングビーチ)いままですべっちゃった企画というのはありますか?

木村)ありますけど、みんなで考えた物だから言えないです(笑)。

ロングビーチ)なにかのご縁なのでぜひコラボさせて頂きたいものですが、16色全部白のクレヨン作りたい。それ一緒に作ったら売れると思います?

木村)クレヨンではなく食品として出せたら面白いかもしれないですね。非常食の携帯米のような(笑)。お菓子感覚で食べられちゃう、そんなお米の加工品は面白いって思っていますね。

ロングビーチ)木村社長はどこを斬ってもとても発想がいいですよね。全部お話を聞かせてもらって。女性だったらこういう働き方したいと思うし憧れると思いますね。やりたいと思って好きなことを仕事にして、勿論人一倍見えないところで苦労はされているわけでしょうが輝いてますよね。

木村)いえいえ、でもスタッフに恵まれたんだと思います。

ロングビーチ)世の中の女性全てができるわけではない。理想はあっても、なかなか実現、チャレンジもできない。日々の家庭、子育てそういう方々に夢を与える。先駆してやっているのが素晴らしい。

木村)今後会社を大きくする上では、男性的な思考も必要かなと思ってます。

ロングビーチ)チャレンジするって大事ですよね。うちはお米しか販売していない。野菜屋さんも野菜しか売っていない。お米は主食なのでもっと拡がるはずなんですよ。

木村)必需品って羨ましいです。

山賊)米食べてます?必需品ですが、まだまだ、ネットで米買えるって気が付いていない人多いですよ。イメージがつかないからですかねー。

EC友好通商条約と「クイーン・オブ・エリザベス」

EC友好通商条約と「クイーン・オブ・エリザベス」

ロングビーチ)最後になりますけど、さて本題の最も図々しい企画の説明をさせて頂きます。今回「EC友好通商条約」書締結にあたって、米雑穀のみちのく農業研究所で独占的に売ることができそうな商品なにかありませんか?(笑)もし当店独占がお気に召さないようでしたらぜひコラボで行きましょうか?宮城県の米油使って何か新商品を開発し、お米を買った方にギフトでお勧めする商品とか・・・・。

(ずらずらと調印の魅力について遠回しに口説き始めるロングビーチ)

(理解しがたい提案に、だんだんと木村社長の顔色が曇りはじめる・・・・・。)

5分経過、、、

ロングビーチ最後の殺し文句

ロングビーチ)実は通常はこの締結の押印は朱肉で行いますが、今回はなんと「おやさいクレヨン・赤色」を指に塗りそれで双方調印するという誠に美しい調印式を考えましたがいかがでしょうか?

木村)それいいですね!!おもしろいです!押印します!

(と、快諾いただき段取りに入ってる最中以下のような会話が・・・。 )

ロングビーチ)話変わりますが、海外ってどうなんですか?

木村)去年ドイツの展示会も行きましたが関税、送料輸出でむずかしくて、さらにヨーロッパは基準が厳しくて、オーガニックなど求められるレベルが非常に高い印象がありました。 ちなみにパッケージには英語やハングル、中国、ドイツ語とフランス語、韓国語表記も小さくされています。デザインする際に今後は海外展開もあろうかと予め反映していました。

ロングビーチ)さすがぬかりない!結構野心ありますよね?

木村)小さいころ一人でもんもんとしてたからですかね(笑)

(応接の棚に飾ってあるディスプレイの一風変わったおやさいクレヨンを見ながら) これは一番最初のバージョンで、これはキャサリン妃がお子さん生まれた時に送った物です。結局、届かなかったのですが。。。

一同)え!!!(爆驚)

木村)これ包装箱は全てベルベットで作ってすごいんですよ。イギリス王室に送って使ってもらえれば大反響だなと(笑)

山賊)半端ないですね。そういう気概重要ですよね。

木村)その時の動きがあるのに乗っかるのは大事かなと思います。

ロングビーチ)その話もっと対談の中で早く出してくださいよ~。結局販売は不発に終わったからお話されなかったのですか?

木村)なんかこれ見よがしに思われるじゃないですか(笑)

ロングビーチ)この商品の特別感がすごいですよね。
取材班一同)木村さんについていきたいです!!

木村)今回こういった取材でせっかくご縁いただいたので、なにかみちのく農業研究所さんとコラボしたいですね。お米のゼリーとかどうですか?

ロングビーチ)考えてみますね。全部白いゼリーとかどうですかね。お米なだけに。でも食べてみると色んな味がする。とか全色真っ白なクレヨンとかどうですか? 書いてみると色んな色が出てくる米で作ったマジッククレヨンみたいな・・・。

こうして既に2時間経過し更に話は尽きないまま無事「第1回EC友好通商条約締結」を行い 新たなEC仲間を作ることになりました。

我々は木村さんの行動力、思いついたものを形にする力を学びました。人間は思いつくことは沢山あるけれどそれを形にすることができるかどうかの差は大きいと感じさせられた対談でした。木村さんからのメッセージ、それは「可能性は全ての人に皆平等である」ということがわかりました。

「おやさいクレヨン」今後の展開に目が離せない 。

編集・太田 撮影・斎藤


著者

長濱 洋平 (Youhei Nagahama)

1974年1月23日宮城県産まれ。お米のサラリーマンを経て現在の株式会社東穀を設立。
PCでアンダーバーの出し方すら知らない素人がECを始めて5年で楽天市場ショップオブザイヤーを受賞。そして今年も受賞し、2年連続受賞。現在43歳。