【第8回】コトを売りたい時、商品のどこを見ればよいのか?
究極の安売り。締め切り16時の即日発送。この二つを武器にして花を売り上げ会社は急成長。しかし、神様は僕に試練を与えた。
売上7割減。花を仕入れるお金もない状況から、ビジネスモデルを大幅に変更し、モノを売らずにコトを売るを実践。その結果、約18カ月でV字回復を果たしたが、その道のりは平坦なものではなかった。
花農家さんとのつながり、市場との連携、管理会計の恩恵。全てが複雑に絡み合い価格競争から抜け出すことに成功。ゲキハナという名の花屋はカゲキなシゲキを受けながら、カンゲキを売る花屋に生まれ変わった。
全10回。すべてを惜しみなくあなたにお伝えしようと思います。僕に起こったウソみたいなホントの話を。
※過去のコラムはこちらから
https://www.ecnomikata.com/column/12409/
商品が提供できる価値と体験
世の中の一部では「コトを売る」「ストーリーで売る」「体験を売る」などと言われ始めています。しかし本質の部分は、“何をどう見ているのか”という部分なのではないでしょうか?
実際に僕自身、最初は「何をどうやっていいのかわからない…」といった状態からスタートしています。せっかくなのでこの機会に、視点を共有できれば良いなと思います。
実際に「コトを売る」っていっても、業務に落とし込む際に、外注さんに丸投げという訳にはいきません。(できる会社もあるが料金も高額)そしてスタッフさんに「お前、学んでできるようになれ!」と指示出