【レポート作成が簡単に!?】簡単アクセス解析ツール

アクセリア株式会社

アクセリアは、Webサイトのレスポンス安定・高速化、セキュリティ、 マーケティング関連ツールまで幅広くご支援している会社です。
ECサイトの安定運用に役立てていただける「簡単アクセス解析サービス」をご紹介する対話形式のコラムです。

その他、ECのミカタで公開しているコンテンツの一覧はこちらです。
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アクセリア株式会社
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負荷分散サービス DuraSite-CDNを導入後

前回のお話(https://www.ecnomikata.com/column/15017/)では、ECサイトにCDNを導入して、Webサイトの表示速度が高速化し、サーバーがダウンしたり、サーバーエラー(ステータスコードの表示)が表示されることがなくなった。そのおかげかECサイトの会員数と売上は増加し、ECサイトは成功しているかのように見えた。そんな時、困太くんは上司からこんな依頼をされる……

上司「CDNを導入したことで、以前のようにECサイトで商品を購入したい人が購入できない問題が起こらなくなったと聞いている。Webサイトの状況が分かるレポートを提出してもらえるかな?」

困太くん「はい、承知しました」

困太くん(とは言ったものの、今使っているGoogleのGoogleAnalytics※2(以下、GA)って上手く使いこなせていないんだよなぁ・・・。)

困太くんは、アクセス解析ツールの管理画面を眺めながら、上司にどんなレポートを提出するべきか考えていた。

困太くん(誰でも簡単に使いこなせるアクセス解析ツールってあるのかな?知照に相談してみよう。)

誰でも使える簡単アクセス解析ツール DuraSite-Tracker

困太くん「一応うちのECサイトでもアクセス解析ツールは導入しているけど、上手く使いこなせないし、どんなレポートを上司に提出すれば良いかが分からなくて困っている状況でさ…。知照の勤めているB社に限らず、どんなアクセス解析ツールが良いのかアドバイスもらえないかな?」

知照くん「OK。それじゃあ、うちの会社で使っている、アクセリア社のアクセス解析ツール"DuraSite-Tracker"(以下、Tracker)を紹介するよ。」

困太くん「へー!アクセリアはアクセス解析ツールも提供しているんだね!」

知照くん「そうなんだ。アクセス解析ツールをどのように使うかで選定するツールも変わってくる。高機能なWebマーケティングに活用できるものが良いとか、サポートやカスタマイズに対応してくれるベンダーが良いとか、単純に誰でも使える簡単な操作性が良いとか、選定理由も会社の方針や体制によって様々だね。困太は今アクセス解析ツールを使いこなせないから困っているんだよね?」

困太くん「うん、その通りだよ」

知照くん「Trackerは、"簡単"アクセス解析サービスをウリにしているからおすすめだよ」

困太くん「簡単に使えるのがウリなのは分かったけど、知識があまりない僕でも本当に使いこなせるのかい?実際の管理画面はどんな感じなのかな?」

知照くん「アクセリアコーポレートサイトに管理画面のイメージ図が掲載されているから、一緒に見てみよう。専門知識がなくても、欲しい情報を少ない操作で得られるシンプルな管理画面になっているよ。

『サイトサマリー』
分かりやすい画面設計・用語で、誰でも簡単に理解できるよ。
例えば、GAだとトラフィックと言われている用語があるよね。困太も知ってると思うけど、GAで言う「トラフィック」は、アクセス解析の用語として広く使われている「流入元」と同じ意味なんだ。
Trackerでは、アクセス解析の広く知られている用語である「流入元分析」という用語を使用しているんだ。機能については、次で紹介するね。
今まで、「トラフィック」のような、そのツール独自の意味を、マニュアルやまとめサイトで検索していた人にとっては、手間が減るかもしれないね。

『流入元分析』
どのサイトから、自分達のサイトへ訪問しているのかという流入元の情報が、ワンクリックで表示できるよ。
うちではこの機能を使って、例えば、LINEキャンペーンによって、どれくらいのユーザが流入しているかを確認して、施策の効果測定に役立てているよ。

『ディレクトリ分析』
コンテンツの種類や部署・部門によってディレクトリを分けているサイトの場合は、どのディレクトリ(コンテンツ)にアクセスが多いかが一目稜線でわかるよ。例えば、一番PVの少ないページから改善策を行うなど、経営者側の判断材料になるね。
ちなみに、Trackerって、ディレクトリ毎の情報を自分で設定しなくても、ディレクトリ別に解析出来るんだ。GAなど他のツールの場合、解析したいディレクトリ情報をそれぞれ自分で登録するものもあるから、新しいディレクトリが増える場合でも、設定の手間がかからなくて助かっているんだ。

『デバイス分析』
PC、スマートデバイスのシェアも一目でわかるよ。例えば、スマートフォンユーザが多いサイトであれば、スマートフォン向けのレスポンシブ対応を行うなど、サイトに訪れるユーザのデバイスを把握することで適切なサイト作りをするための参考になるね。」

知照くん「あとスポット分析※3っていうのができるんだ。標準メニューで解析結果として出ない特定のURLやディレクトリを詳細に分析したいときに有効な機能だよ。必要な情報を管理画面上で抽出できて、レポート作成も手軽になるから、僕も上司への報告に活用しているよ。
そして、タグを挿入しているページであれば、過去の情報であっても解析が可能なんだ!GAの場合だと、キャンペーンの設定をしておかないと後から解析出来ないのは、知っているかい?僕は過去に設定し忘れてしまい、冷や汗をかいた事があったもんだ。」

困太くん「なるほど。まさに今の僕が求めている機能だなぁ」

知照くん「ちなみに通常、ウェブビーコン方式※4のアクセス解析は、対象のhtml全ページに解析タグを挿入しないといけないのは知ってるよね?」

困太くん「うん。今も全ページに解析タグを挿入しているよ。もちろん手で。」

知照くん「そんな困太へ、耳よりな情報!実は、CDNを導入していると、自動でタグを挿入する事ができるんだ。CDNサービスで提供しているキャッシュサーバーのhtmlの一部を変換する機能を利用することで・・・要するに、アクセス解析用のタグの設置の手間がなくなるんだ。」

困太くん「それは助かるな!今、うちのサイトページ数をどんどん増やしているから、タグを1ページずつ挿入する必要がないなら運用も楽そうだね!」

知照くん「TrackerもCDNと同様、トライアルがあるから利用した上で導入するかどうか決めることができるよ」

困太くん「ありがとう!早速、Trackerのトライアルを申し込んでみるよ」

困太くんは早速、DuraSite-Trackerのトライアルに申し込んだ。

DuraSite-Trackerを導入した結果

困太くん
(導入前のサポートも導入後も、アクセリアからどうすれば良いか教えてもらえた。

名刺と対象のURL情報を教えれば、アカウント作成に関しては、GAのように自分で設定する必要もなくて、
手間もなかったし、設定漏れもなくて、自分で手を動かす事がなくて本当に助かったな。

しかも、Trackerは難しい指標がなく、あまりアクセス解析に詳しくない僕でも使いこなすことができた。

一番助かったのは、スポット分析。
SNSで情報を発信したタイミングやテレビCMに出した際の特定の時間(分単位)・曜日についても自動的にレポートを出力できて、社内報告用のレポート作成に頭を抱える事がなくなった。

上司に閲覧用のアカウントを発行したことで、上司が見たいタイミングでいつでも確認してもらえる運用の仕組みも整えることが出来たから、より僕の手間も減るな。

既に導入している、DuraSite-CDNでLINEキャンペーンなどの施策時に落ちない対策。そして、施策時の効果測定として、DuraSite-Trackerを使う事で、サイトへの集客を多角度でフォローしてくれるアクセリアサービスの次に期待だな!

“DuraSite-Tracker”を導入して本当によかった!)

【注釈解説】

※1)本コラムはアクセリアのサービスを分かりやすく説明するために対話形式にしております。登場する人物やECサイトは実在しません。
※2 )GoogleAnalyticsは、アクセス解析ツールの中でも、上場企業の約7割※が導入していると言われる無償利用が可能なツールです。※ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2017(第8版)から抜粋。
※3 )スポット解析は、現在オプション機能としてご提供しております。
※4)ウェブビーコン方式をはじめとする、アクセス解析ツール3種類の比較表と解説をご用意いたしました。企業の方針や予算に合わせて、最適なツールを選定頂く際の参考資料として活用いただければと思います。

出典:ウェブ解析士 認定試験公式テキスト2017(第8版)

1.サーバーログ方式
Webサーバーに記録されたアクセスログを元にする解析方法。アクセスログから、Webサーバーにアクセスした閲覧者のIPアドレスやリクエストしたhtmlページの情報が分かる。生ログ解析とも呼ばれている。自社のログ情報を外部環境に置くことを懸念して、社内環境でのみ解析を行うといった、社内的な事情がある企業はサーバーログ方式を採用している。解析用のサーバーや、解析ツールのライセンスの初期・ランニング費用も発生するため、下部で紹介するウェブビーコン方式よりも費用が必要となる。

2.パケットキャプチャ方式
Webサーバーに流れるトラフィックを監視する解析方法。解析にはネットワークを監視するシステムをWebサーバーと同じネットワーク内に設置する必要がある。全てのパケットを監視する事によって、Javascriptなどが動作しないブラウザ・端末でのアクセス解析ができるという点から、詳細な情報を取得出来るというメリットは、他のツールよりもある。
ただし、クラウドサーバーのサービスなどを利用しており、自社でネットワークのコントロールができない場合は導入が難しい。そして、サーバーログ方式と同じく、解析用のサーバーや、解析ツールのライセンスの初期・ランニング費用も発生するため、ウェブビーコン方式よりも費用が必要となる。

3.ウェブビーコン方式
htmlに記述したJavaScriptのタグが動作して、アクセスされたデータを解析サーバーに送信する解析方法。解析したい全ページにJavaScriptのタグを挿入する必要があるが、JavaScriptが動作するページであれば導入できるため、現在のアクセス解析の手法では主流になっている。ただし、ページが読み込まれる途中でユーザーが次のページに遷移するなど、Javascriptが動作しなかった場合は解析することができないなど、仕様上の注意が必要である。解析ツールの月額利用料を支払う場合が一般的なため、他2つの解析方式よりも安価に利用できる。


著者

アクセリア株式会社

アクセリアは、キャンペーンのアクセス集中時でも安定・高速化が実現できる、配信プラットフォームCDNをご提供しております。
複数ECサイトやテレビ局等、業界問わず様々なサイトの大規模配信を長年に渡って支えております。
CDN以外にも、ECサイトをDDoS攻撃から守るセキュリティサービスや、アクセス解析やVRをはじめとするマーケティング関連サービス、ITエンジニアのリクルーティングサービスもご提供しております。

アクセリアの詳細はこちら
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