検索ランキングでトレンドの催事場が作れる!ランキング活用のススメ
商品に関するレビュー機能を実装し、お客様の声として活用している事業者は多いことでしょう。しかし、「ECサイトの使い勝手」に関するユーザーの声を取得するのは難しいものです。
ECサイト事業者は、離脱が多いページの導線やコンテンツ内容を見直すなど、ユーザーの行動に基づく分析を行い、改善策を実施してユーザーの声に対応しようと試行錯誤されているのではないでしょうか。
実は、このユーザーの声は、検索窓からも取得でき、そして検索窓で活用することもできるのです。
今回は、検索窓から取得した検索キーワードをリアルタイムに活用する方法をご紹介します。
どのような商売においても「ユーザーの声」は重要です。ユーザーの声に応えていくことが、よりよいサービス提供につながり、満足度向上とファン化を促して売上に結びつくからです。
店舗の場合、商品そのものだけではなく、店舗レイアウトやスタッフの対応、雰囲気などに対しても、アンケートを取るなどしてユーザーの声を収集している事業者も多数おられます。通常のECサイトでは、各商品につけられるレビューやお問い合わせがそれにあたる部分でしょう。
しかし、「ECサイトの使い勝手」に関するユーザーの声を取得するのは難しいものです。
ECサイト事業者は、離脱が多いページの導線やコンテンツ内容を見直すなど、ユーザーの行動に基づく分析を行い、改善策を実施してユーザーの声に対応しようと試行錯誤されているのではないでしょうか。
実は、このユーザーの声は、検索窓からも取得でき、そして検索窓で活用することもできるのです。
検索窓で取得できるユーザーの声
検索窓で取得できるユーザーの声は、「検索キーワード」にほかなりません。これは、前回のコラムでもお話ししたように、店舗で言えば、店員さんに声をかけた瞬間です。
この検索キーワードのログからは、たくさんの情報が得られます。例えば、ブランド名をスペルミスするユーザーが多い場合は、スペルミスでも検索できるように辞書登録すればよいでしょう。テレビ番組などでタレントが紹介していれば、番組名などでキーワード検索が増えることもあります。いち早くキャッチして、紹介された商品に番組名を入れることができれば効果的です。
そして、検索キーワードのランキングは、そのサイトに来るユーザー層のトレンドです。ユーザー層が何を求めているのかを知ることで、特集コンテンツを作るなど、関連するアイテムを露出するような活用も考えられます。
しかし、刻々と変化するトレンドに合わせてコンテンツを作るのは非現実的ですね。コンテンツを作成したときにはトレンドは終わっていたりすることも多々あります。
そこでsui-seiでは、この検索窓に入力したキーワードのランキングをリアルタイムに活用する提案をしています。
検索キーワードランキングの活用
人は「ランキング」に弱いものです。多くの人が選んでいる商品は質が良いもののように思えてこないでしょうか?カテゴリごとのランキングを設置したり、年代や性別ごとのランキングを設置したり、ショップのおすすめランキングなど、工夫してランキングを活用することは非常に効果的です。
sui-seiの画像付きサジェストサービス「リッチサジェスト」では、検索キーワードにカーソルを置いた際に、検索されたキーワードを集計したランキング結果を表示します。
キーワード検索をしようとしているユーザーは、今トレンドとなっているキーワードを提示されることで、そのお店で探されている(売れている)トレンドを知ることができます。
実際の店舗を想像してみてください。店頭には必ずと言っていいほど新作商品や店員さんのオススメ商品など催事場が配置されています。あのような売り場をECサイトで自動的に作ることができるのです。
サイト運営側が自ら決めたキーワードをタグ付けして、人気のキーワードとして出しているECのサイトもあるようです。しかし、主観に終わる可能性も高く、あまりにも根拠のないキーワードを提示することは、お客様の信用を失ってしまう可能性もあります。
普段利用する検索窓にこのような売り場を仕掛けることで、よりキーワード検索の使用頻度も向上させることができ、なおかつこれまで以上に「ユーザーの声」をたくさん集めることもできるのです。
検索キーワードをもっと活用して魅力的なECサイトを作りませんか?ご相談などもぜひお待ちしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。