海外への商品発送はデジタルツールを使ってスマートに!:フェデックス
越境ECによる日本事業者からの購入が継続的に伸びていくとの予測があります。 日本製品は引き続き、世界の購入者からの注目を集めることでしょう。今後のビジネス拡大に備え、デジタルツールを活用した海外への商品発送業務の効率化について、考えてみませんか?
越境ECの今後の見通し
日本のEC事業者の越境ECマーケットは継続して伸びています。世界全体の越境EC市場は今後2020年までの間に毎年、前年比20%以上の伸びが予測されています。
2017年の米国と中国における日本事業者からの購入は、米国が前年比15.8%増、中国が前年比25.2%増でした。両国は今後、日本事業者からの購入者としてのポテンシャルも伸び、2017年と比較すると2019年に米国が1.3倍、中国は1.5倍、さらに2020年には米国1.4倍、中国1.8倍の市場規模となる推計が出ています。
日本の越境EC市場は、訪日外国人旅行客数との密接な関係が指摘されています。日本のEC事業者にとって大きなマーケットの一つである中国人購入者は、越境ECを利用して日本製品を購入する理由として、40%が「日本旅行の際に購入して気に入った製品だから」と回答しています。つまり、旅行中に買った商品を帰国後にリピート購入する消費行動が発生していると言えます。
日本への外国人旅行客は政府主導による積極的な誘致もあり、2018年12月下旬には史上初の年間3,000万人を突破しました。 今後日本での購入経験が増えることに伴い、越境ECの日本製品の人気もさらに高まるでしょう。
越境ECビジネスにおける課題
国外との取引が増えると、様々な課題やリスクが見えてくることがあります。越境EC事業者は、ビジネス拡大への戦略策定に加えて、取引に関わる法律、税関と輸入禁止品の把握、相手国の文化や習慣への理解、より良い決済方法など、多くに注意を払わなければなりません。物流もその一つに入ります。
具体的には、輸送品質の管理、コストと輸送リードタイムの最適化、返品の対応と管理などです。 EC事業者はそれら課題への対応に時間を取られてしまうかもしれませんが、みなさんが商品を売るための業務に集中できるよう、お客様への商品の配送に関する業務は、効率的に進めたいものです。
スマートなデジタルツールの活用
国際輸送のプロセスは主に、出荷の計画、出荷準備と集荷依頼、お客様に届くまでの輸送モニタリングが挙げられます。ECビジネスでは、これに加えて返品への対応や管理も必要になるでしょう。これらのプロセスを効率的に進められるよう、越境EC事業者としてすぐに始められる輸送業務の効率化の一つに、デジタルツールの活用があります。
フェデックスではそのプロセスのすべてをもっと簡単にできる、デジタルツールを提供しています。例えば、国際輸送に必要な書類の検索や、関税やその他税金の概算見積り、仕向地によって異なるその他の注意事項の確認が、一つのポータル上でできるのです。送り状やコマーシャルインボイス等の書類も、もちろんオンラインで作成できます。通関に必要な書類はオンラインで提出することができるので、もう印刷して荷物に添付する必要はありません。お客様が返品時に使用できる送り状も、発送時に作成して荷物に同梱できるので、返送先の間違いを未然に防ぐこともできます。
これらのデジタルツールを利用して、スマートに商品を海外に発送しましょう!