レスポンシブ型ランディングページはダメだ! PC専用ランディングページで売上を最大化せよ
皆さん、こんにちは。
『売れるネット広告社』代表取締役社長 CEOの加藤公一レオです。
「ECのミカタ」では2年ぶりのコラムとなります。よろしくです!
今回のテーマは、EC売上を大きく左右する「ランディングページ」。昨今のネット通販業界では、ひとつのデザインで複数の異なるデバイスに対応できるレスポンシブ型ランディングページがトレンドになっている。それに対して『売れるネット広告社』は、「スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページでは、PC売上を最大化できない」という問題意識から、10社以上のクライアント企業で、PCユーザーを対象としたランディングページの【A/Bテスト】を行った。
すると、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)に比べ、PC専用ランディングページのコンバージョン率が平均1.38倍高いことが判明した!
売上の最大化を図るには、手間を惜しんではいけない。怠けるな!ネット広告を本気で活用したいなら、スマホにはスマホ専用の、PCにはPC専用の、各デバイスに最適化したランディングページを制作すべきなのだ。
レスポンシブ型ランディングページはダメだ!
「レスポンシブ広告」とは、PC、スマホなど、デバイスごとに異なる表示領域に合わせて、自動でサイズやレイアウトを調整して表示するネット広告のこと。近年、ネット通販の世界では、ひとつのデザインで複数の異なるデバイスに対応できるレスポンシブ型のランディングページが広まっている。
スマートフォンの普及に伴って、スマホユーザーをターゲットとした通販のネット広告も増加。PC専用のランディングページを制作せず、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)のみを運用している単品通販会社も増えてきている。
ズバリ言おう。単品通販の売上最大化に本気で取り組むなら、レスポンシブ型ランディングページはダメだ!売上の最大化を目指すなら、PCにはPCに最適化した専用のランディングページを制作すべきである!
レスポンシブ型ランディングページが普及したのは、各デバイスに合わせた広告クリエイティブを別々に制作する必要がないから。しかし、ランディングページ制作の手間を惜しんでいるようでは、デバイスごとの売上を最大化することはできない。今回、『売れるネット広告社』で行った最新の【A/Bテスト】により、PC専用ランディングページの重要性が実証された。
PC専用ランディングページでコンバージョン率が1.38倍に
『売れるネット広告社』では、過去19年間で累計“数百億円以上”の広告費をお預かりして、“1000回以上”の【A/Bテスト】を繰り返して得られた“最強の売れるノウハウ®”を蓄積している。日々新たな【A/Bテスト】が実施されており、こうしている今も“最強の売れるノウハウ®”はパワーアップし続けているのだ。
最近、『売れるネット広告社』のクライアント企業10社以上で実施したのが、PCユーザー向けランディングページの【A/Bテスト】だ。
近年増加中のスマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)と、PC専用ランディングページの成果を比較したところ、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページに比べ、PCに最適化されたPC専用ランディングページのほうが、平均して1.38倍コンバージョン率が高かった!
PCの大きな画面を最大限活用できるPC専用ランディングページのほうが、広告の世界観にユーザーを引き込みやすいことに加え、キャッチコピー・画像・申込ボタンの3要素がファーストビューに表示されるために見やすく、申込フォームもPCユーザーにとってより使いやすいものになっているためだ。
レスポンシブ型ランディングページの落とし穴
PCユーザーを対象にしたとき、スマホユーザーをメインターゲットにしたレスポンシブ型ランディングページよりも、PCに最適化されたPC専用ランディングページのパフォーマンスが高いのは、当たり前といえば当たり前である。
しかし、その「当たり前」を軽視している広告主が多いことが問題なのだ。「もはやPC売上を重視していない」と言う単品通販会社も増えているが、PC売上の最大化をはなから諦めるのは、実にもったいない!
スマホ経由の売上が拡大しているのは事実でも、いまだにPC経由の売上は日本の単品通販売上の約45パーセントを占めており、決して無視できない規模がある。PC売上最大化のチャンスをみすみす逃し、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)をPCにも流用するのは、はっきり言って「怠慢」だ。本気で売上の最大化に取り組むなら、絶対に怠けてはいけない!
複数の異なるデバイスに対応できるレスポンシブ型ランディングページは、一見便利なようだが、デバイスごとにきめ細かい調整がきかず、広告クリエイティブや申込フォームを各デバイスに最適化できないという欠点がある。
どういうことかと言うと、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)をPCで閲覧すると、「ページの幅が狭い」、「本来ファーストビューに表示されるべきキャッチコピー・画像・申込ボタンの3 要素すべてがファーストビューに表示されない(途切れている)」「申込フォームが使いにくい」などといった弊害が生じるのだ。
こんなランディングページでは、せっかくクリックされたネット広告のコンバージョン率の最大化には程遠い!ランディングページがそのデバイスに最適化できていなければ、お客様の消費欲求を最大限くすぐることができないのはもちろん、ページの見づらさやフォーム入力のしにくさなどから離脱を招き、売上を最大化することができなくなってしまう。
PC専用ランディングページで売上の最大化を
ネット広告を使って単品通販の売上を最大化するには、PCユーザー向けには、PCに最適化された専用のランディングページを用意すべきである。
スマホ経由の売上比率が高まるなか、スマホ寄りのレスポンシブ型ランディングページ(スマホユーザーをメインターゲットとした、スマホファーストのレスポンシブ型ランディングページ)に移行する広告主が増えているが、本気で売上の最大化を目指すなら、PC向け、スマホ向けと、別々にランディングページを制作する手間を惜しんではならない。
実際に、株式会社やずやや「マナラ」で知られる株式会社ランクアップなど、『売れるネット広告社』のクライアントでもある世の勝ち組通販は、スマホ専用ランディングページとPC専用ランディングページをそれぞれ別々に制作してきた。
『売れるネット広告社』では、過去19年間で累計“数百億円以上”の広告費をお預かりして、“1000回以上”の【A/Bテスト】を繰り返して得られた結果を“最強の売れるノウハウ®”として蓄積しているが、通販のネット広告の世界では、ほんの些細な要素が驚くほどレスポンスを左右することがある。
だからこそ、スマホにはスマホ専用のランディングページを、PCにはPC専用のランディングページを、それぞれのユーザーに寄り添って、地道に作り続けていくことが大切なのだ。お客様がネットというシステムを使って機械的に申し込むネット通販の世界でも、「おもてなし」の心が大切なのは、対面販売と同じである。
最大限お客様に寄り添う努力をせずに、レスポンシブ型ランディングページを使ってPC売上をみすみす取りこぼしてしまうのは、大きな機会損失だ!
広告主(単品通販会社)の皆さんには、ぜひPCユーザー向けにはPC専用のランディングページを制作して、売上の最大化を実現してほしい。
『売れるネット広告社』では、“最強の売れるノウハウ®”が標準搭載されたクラウドサービス、『売れるネット広告つくーる』を提供している。
『売れるネット広告社』の“最強の売れるノウハウ®”を日本の全ての単品通販会社が“安く・簡単に・効果的に”使えるようにするために開発されたツールで、専門知識がなくても簡単にレスポンスを上げるためのランディングページが制作できる。
スマホはもちろん、PCに特化したランディングページも制作できるため、これまでPC売上を取りこぼしていた広告主や、過去に制作したPC専用ランディングページで思うような成果が出なかった広告主にも、ぜひ一度体験していただければと思う。
『売れるネット広告社』では、日々新たな【A/Bテスト】を実施し、“最強の売れるノウハウ®”を蓄積し、クライアントに共有している。今後も新たな事例が出れば、ぜひご紹介したい。
※「売れるネット広告つくーる」は売れるネット広告社の登録商標です。登録商標第5921847号
※「最強の売れるノウハウ」は売れるネット広告社の登録商標です。登録商標第5927186号