年末セール対策!Amazon出品のクーポンとセールの活用比較
こんにちは!
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです。
商品ページや広告運用の対策が一通り完了すると、何か他にできる施策はないものか?
さらに、これから年末にかけてセールを意識した運営を行う機会があるかと思います。
クーポンを発行してみたい!
タイムセールは誰でも参加できるの?
など、みなさま更なる売上拡大のために色々と考えていますよね。
ところが、いざ実施しようとしても何をどうしたら良いのか分からない・・・というのが本音ではないでしょうか?
そんなAmazon出品者のために!
今回はセール施策に役立つAmazon出品における「クーポン」と「タイムセール」の違いを解説していきます!
しっかり特徴を理解して、売上拡大を目指しましょう!!!
Amazon出品のクーポンとセールについての詳しいお問合せはこちらから
⇒https://bit.ly/2omhn4b
クーポンはすべての商品に導入できるの?
Amazonサイトの商品検索結果一覧ページや商品ページで頻繁に見かけるようになった「クーポン」ラベル。
これは「クーポンプログラム」と呼ばれ、出品者向けの販売促進機能として利用できるプログラムになります。
この「クーポンプログラム」を利用するには、①利用資格と②対象商品の基準がありますので、それぞれ確認していきましょう!
①利用資格
[1] 大口出品者アカウントを所有していること
[2] 出品者の評価が4.0以上を維持していること
(購入者からの評価がない出品者も、クーポン利用資格を満たしています)
②対象商品の基準
[1] レビュー数が1~4件の商品については、Amazonでの星の数が平均2.5以上であること
[2] レビュー数が5件以上の商品については、Amazonでの星の数が平均3以上であること
[3] レビュー数が0件の商品も対象
[4] 出品者出荷、Amazonから出荷、またはマケプレプライムの商品であること
[5] 新品であること
※上記要件に関わらず、中古品やアダルト品、TVゲームなど一部除外されている商品がございます。
クーポンの設定方法
続いて設定方法について説明していきます!
クーポンの発行には「予算」と「実施期間」の設定が必要です。
予算を設定し、その予算内でクーポンが配信されます。予算が残っていても実施期間が終了した場合は自動的に終了となります。
ここで注意!
クーポンの有効期限前にクーポン予算の80%に達した場合は、新しい購入者に表示されないよう、クーポンラベルがAmazonサイト上から非表示になります。実際に購入者が対象のクーポンを使用するかしないかに問わず、自動的に非表示になります。
そのため、少額の予算で設定しまうとすぐに非表示になってしまう場合があります。
どのくらいの予算がベストか、何度かクーポン発行を実施して見極めると良いかもしれませんね。
Amazonのセールとは?
Amazon出品における「セール」というと大きく分けて2つあります!
[1] Amazonに申請が必要な参加型セール
[2] 各出品者で対応する自社セール
[1] のAmazonに申請が必要なセールとは「数量限定タイムセール」や「7日間のタイムセール」などを指します。
Amazonで最もアクセス数の多いタイムセールページに商品が掲載されることがメリットの一つ。
セール基準を満たした商品のみ、事前にAmazonへの申請(エントリー)が必須で、申請内容が通り次第の実施となります。
なお、詳細な実施期間や価格の割引率など、Amazonが決めたルールに則って参加する必要があります。
次に[2] の出品者で対応する自社セールとは、出品者ご自身で独自に「セール価格」や「セール期間」を設定し、自由に行えるセールを指します。
Amazonへの流入(アクセス)が増加する、プライムデーやサイバーマンデーのビッグセール開催期間などのタイミングにあわせて自社セールを実施するとより効果的です!
「クーポン」と「セール」の特徴が理解できたところで、簡単に比較してみましょう!
比較1:表示のされ方
検索結果一覧ページ上でどのように表示されるのかというと、いずれも「クーポン」「タイムセール」とラベルが表示され、訴求を促すような表示になります。
「タイムセール」の場合、「タイムセールページ」への掲載がありますので、ラベル表示に加えて訴求効果は大きくなるでしょう!
(ただし、実施期間の時間帯によっては効果が変わる場合があります。)
・クーポン
・タイムセール
比較2:手数料
どちらも「手数料」が発生いたします!
・クーポン:発行するには引換手数料「60円 x 引換数」
・タイムセール:参加手数料「4,000円~」 ※タイムセールの実施日に応じて変動
「クーポン」の場合、Amazonから請求される引換手数料は、
60円 x 引換数 = クーポン発行請求額
となりますので、クーポンの使用者が多いほど手数料がかかる仕組みのため、予算設定にはご注意ください!
まとめ
「クーポン」と「セール」はどちらも同じ「値引(割引)」を行う施策ですが、仕組み、表示方法、手数料が異なります。
実施のタイミングや商品、予算に応じて、クーポン施策もしくはセール施策を効率よく使い分けて活用してみてください!
少しでも本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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