ムーンスターさまの多店舗展開の運営効率化のノウハウに関して~営業担当者より出店店舗さまの声を”リアル”に届けます!!
第3弾の“au Wowma!営業担当者より出店店舗さまの声をリアルに届けます“は、
株式会社ムーンスター 営業統括部 EC推進課 福田 裕幸様がインタビューにご協力くださいました。
au Wowma!含めて複数の店舗を運営する【ムーンスターさま】の運営方法について沢山お話を聞かせていただきました。
2018/1/8よりスタート
https://plus.wowma.jp/user/42370888/plus/
前田:本日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございます!また、いつもau Wowma!をご利用いただきありがとうございます。今回は、複数店舗を持ち効率よく運営されているノウハウを色々とお聞かせいただきたいと思います。
宜しくお願いいたします。早速ですが、EC事業を始めるまでの経緯をお伺いさせてください。
福田様:弊社は地下足袋の製造から始まり、靴メーカーとして145年、靴を通してお客様の快適な人生をサポートすることを目指して参りました。約9年前、楽天市場を筆頭にECが普及し始めている中、メーカーがECモールで直接販売することには抵抗が大きく、どうにか時代の流れに乗ることは出来ないかを考え、子会社を設立し、他モールで販売開始を致しました。
前田:145年も歴史があるのはすごいですね!!時代の流れに対応していく社内体制があるからこそ長い年数続けてこられたのですね。他モールで販売開始をされてから、EC事業を強化するきっかけは何だったのでしょうか。
福田様:一番の理由はユニクロなどのSPAが急激に伸ばし始めたのがきっかけですね。他モールに出店したあとにメイクショップを使って自社EC直営店を立ち上げて6年くらいが経過しましたが、ずっとメーカーとして卸でやってきたのでEC事業の強化はかなり抵抗が強かったです。
前田:なるほど。自社EC直営店の立上げからEC事業を本格的に取り組んでこられたのですね!強化してきた結果、現在は何店舗の運営されているのですか?
福田様:自社EC、モール店含めて常時営業されているのが5店舗、不定期で開店するアウトレット店も含めると6店舗運営しています。
前田:6店舗も!新たにモールを始めるとなるとそれなりに人員を配置しないといけないですよね。現在は、何名で運営されていらっしゃるのですか?
福田様:運営側で7名、お客様対応で2名の合計9名で運営しています。今はこの人数までになりましたが前まではもっと少なかったです……
前田:多店舗展開するためには「人材を増やす」か「システムで補う」かのどちらかを選択しなければならないですよね。現在6店舗も展開されているムーンスター様ですが、ネットショップを多店舗展開する中で、どんなご苦労や課題がありましたでしょうか?
福田様:私が所属長になったときは、少ない人数で2店舗、3店舗動かしていたことが一番苦労しました。店舗を増やすと自ずと受注件数も増えますし、お客様からの問い合わせも増える。毎日かつかつで対応しておりました(笑)。
弊社では栃木県に配送拠点があり、メーカーの出荷をやっている場所なのですが、ECの商品も含めて出荷してもらう際に発送までを自動化することに前担当者が苦労したと聞いております。今も問い合わせ頂いた際に手元に在庫がないのでわざわざ近くの配送拠点へ行き、対応していたりします。
前田:やはり多店舗展開は今までのやり方だと苦労されますよね。逆によかったことはございますか?
福田様:地元の方々にはムーンスターを知って頂いていますが、全国的にはまだまだ「上履きの会社」としてしか認知されていませんでした。。ただ、多店舗展開したことで、より多くの方々にムーンスター及び数々の商品を知ってもえたことがよかったことの一つです。
前田:露出度を増やし認知度を高めることにシフトしたのですね!話は変わりますが、少しau Wowma!のことをお聞きします。au Wowma!へご出店頂くきっかけになったのは何でしょうか?
福田様:他モールへいくつか出店していたのですが、スマホの決済が急激に増え始めてきたんです。そこで多店舗展開を考える上で、スマートフォンに強いモールを探していましたらau Wowma!の話を聞きました。他社と比較した結果au Wowma!が圧倒的にスマホからの流入率が高く、auのキャリアを持っていることが決め手となり出店を決めました。
前田:当モールの魅力をご理解頂きお選び下さりありがとうございます!ご出店頂いてから感じたau Wowma!の良いところはありますか?
福田様:出店してから約2年。ようやく某モールと同じくらいの売り上げになってきました。良い所はやはりキャリアを持っていることですね!様々なイベントがau Wowma!で実施されているので、キャリアとの連動制が強く、効率よくユーザーへ訴求できます。夏に放映していた三太郎のCMもよかったですね!
前田:ありがとうございます。当モールもサービス開始から約3年が経つため、福田様の言葉で少しずつ成長出来ているかなと感じます。運営している上で工夫されていることはございますか?
福田様:先程話した通り、色々なイベントが組まれているので、弊社の担当とau Wowma!担当とで1日何通もメールのやり取りが発生するほど密なコミュニケーションを取るようにしています。やっぱり売り上げを上げていくには双方が互いのことを理解していないと難しいと思います。
前田:弊社担当も引き続きしっかりサポートできるよう尽力させて頂きますね!御社の注力商品について伺わせてください。
福田様:総合靴メーカーなので幅広いターゲットに向けた商品をそろえていますが、特に力を入れているのがジュニアシューズです。弊社商品はもともと主婦からシニアの方々が購入者として多かったのでその中でもジュニアシューズが会社としても大きな柱です。
ただ、小学校までの靴は弊社商品を履いてもらえるものの、その後の十年間はナショナルブランドのスニーカーに履き替えられてしまう。そこでMADE IN KURUMEという国産であることを押し出したスニーカーを展開して、履いて頂くようにいたしました。国産スニーカーはバルカナイズ製法という手間暇かけて作り上げる製法のため、海外産と比べると、フィット感が違い、手作り感が魅力です。また、弊社の技術をフルに活かしたパンプスも好評でリピーターが増えています。
前田:子供の頃から大人になった後も、履いて頂く方の生涯に寄り添って作られているのですね!私もスニーカーが好きで集めたりしますが、御社の商品には様々な手間がかけられていて、お話を聞いているうちに履いてみたい!とつい思ってしまいました。早速買い物してみます!
話は変わりますが、多店舗展開にあたり一元管理ツールなどは導入されていますでしょうか?
福田様:タテンポガイドは約6年前に導入致しました。色々な多店舗展開用のシステムがありましたが、その中で大手企業が使用している実績がありカスタマイズに強かったことが導入の決め手です。まぁ基幹システムとつなぎ込みをするために前提がカスタマイズ可能でないといけなかったのもあるのですが。
前田:多店舗展開の上で問題を改善された機能はありましたでしょうか?
福田様:メーカー在庫を各店舗で共有できること。また、商品情報を社内データベースからタテンポガイドを経由して既存店舗へ送り込んでいます。この機能を2年前から使用していますが、画像や価格などの商品情報が自動で一括して流し込めることが便利です。新規出品における初期作業はだいぶ楽になりましたね。
前田: タテンポガイドネクストを導入する前と後で何かしらの変化はありましたでしょうか?
福田様:EC参入直後は手入力で注文を管理していたと聞きましたが、導入したことでスムーズな複数店舗展開が出来るようになりました。
前田:タテンポガイドネクストへ機能面でのご要望はございますか?
福田様:いい意味でも悪い意味でもデータが残ること。データの更新量でランニングコストがかかってしまうので、商品データは手分けして精査していますが、抽出条件が選べて一括削除できる方法みたいな柔軟な削除の仕方があるといいです。
前田:ありがとうございます。御社の今後の展望はどのように描かれていますでしょうか?
福田様:まだまだ古い会社ですので小売店ルートが一番で、社内的にはECがメインではありません。社内、社外ともにムーンスターのEC販売の存在感を高めていきたいと考えております。
前田:弊社も一緒に御社を盛り上げていけるよう一緒に頑張ります!
最後になりますが、au Wowma!出店をご検討中の方へのメッセージやエールお聞かせください。
福田様:弊社では20代前半のメンバーがau Wowma!店の担当をしています。10か月くらい経ちましたが、今ではECの運営について身についてきて、「この広告は○○の効果がありそうなので買ってもいいですか?」なんて会話が出ることも。いきなりヤフーや楽天などのノウハウや資本力が必要なところではなく、新しい担当者を育てるお店としてピッタリ!かと感じます。
また、スマホ比率が高いので新規ユーザーの獲得も出来るのも魅力です。やっぱりキャリアを持っていることが大きいのでぜひおすすめですよ!
前田:長い時間お付き合いいただいてありがとうございます。引き続きau Wowma!を宜しくお願い致します!