楽天市場で人気商品を定価で買わず、3倍の高値で購入する理由は!?

日本ECサービス株式会社

こんにちは!
ECマスターズの小野です!

会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ」にて、代表の清水がライブ配信でサイトを拝見しながら、質問にリアルタイムでお答えする「公開コンサルティング」。

「ECマスターズクラブ」の会員の方であれば、毎週無料で「公開コンサルティング」に参加できますので、ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。
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8割の人に嫌われていませんか?

先日、とあるメディアの勉強会にて、
GACKTさんが番組に出演された時の事例を聞き、無類のお米好きとのことで、「今一番おいしいおコメとおかず」が紹介されておりました。

気になったので、楽天市場でその商品を探してみたところ、メーカーさんが出店されており、販売価格1,080円+送料880円で販売されておりました。

5,400円以上で送料無料のようですが、送料無料の条件では、商品は一つもヒットしませんでした。

他のショップでは、2本で3,300円、送料無料と同じ商品を販売されています。

定価を既に知っているので、この値段では購入しませんでしたが、送料無料なので、2本セットの商品を購入されている方もいらっしゃるようです。

最終的には、同じ商品が、ふるさと納税にて送料無料、9,000円で販売されておりましたので、こちらで購入しました。

大事なポイントは、楽天市場では、約8割の方が送料無料の商品、3,980円以上など送料を負担しない条件で購入されておりますので、このショップでも、セット組にして送料無料にするなど、お客様が送料を気にせず購入できる商品ページを用意していただくと、約8割の方に購入してもらえる可能性が高くなりますね。

送料無料と送料込みなど、表現の仕方は、色々とありますが、大事なことは、お客様が気にせず気持ちよく商品を購入できるかという視点を持っていただくことです。

例えば、送料が高いと利益を上乗せしているのではないか?と捉える方もいらっしゃいますし、一時的に送料5円などの価格に設定し、お客様とのご縁というキャンペーンで、興味を持ってもらうような工夫をされているショップさんもいらっしゃいます。

ぜひ一度、自分のショップはお客様に選んでもらいやすいか?客観的に他のショップさんと比較してみましょう。

公開コンサルティングでのご質問

Q.清水さんがECC時代に楽天に2店舗目の出店を勧めた事はありましたか?まだどんな基準で2店舗目を勧めていたでしょうか?

昔は商品ページの数が多いとアクセス数が増える傾向が強かったため、2店舗目の出店をオススメすることもありましたが、現在は、在庫が分散されることで検索順位に影響し、ランキングにも掲載されにくくなるため、全く同じような店舗での2店舗目の出店は、あまりオススメしておりません。

一部の商品を切り出して、専門店としたり、女性向けを男性向けのように、ターゲットを変えるといった戦略であれば、2店舗目の出店も良いかと思います。

Q.キーワード検索より絞り込み検索の方が転換率が圧倒的に高いという話を聞いたのですが、本当でしょうか?

キーワードで検索をしてから、特定の条件にて絞り込むことで、商品数が少なくなりますので、結果的に転換率が高くなりますね。

例えば、楽天トラベルで予約する時も「梅田」で検索して出てきた結果に対して、「朝食付き」などで絞り込むと思うのですが、それと同じですね。

Q.自社サイトもやはり送料無料を増やした方が良いのでしょうか?

送料無料を増やすことも大事ですが、楽天ショップの送料無料ラインに対応されていない方は、本店の方が送料無料になる基準が低くすることで、差別化されている例もあります。

Q.1000円ポッキリも、やはり送料無料の方がよいのでしょうか?

1000円ポッキリの商品は、利益を出すことが目的ではなく、お店のことを知ってもらうことを目的とした商品になるのではないしょうか。

メール便など安い配送方法で、送料無料とされる方が良いですね。

Q.ハロウィンやクリスマス仕様にロゴを変えることってよいでしょうか?

お店の雰囲気作りになると思いますが、例えば、クリスマスに楽しめる商品を取り扱われているのであれば、ロゴなどを工夫することは良いですね。

店長やスタッフがサンタのコスプレをして、興味を持ってもらうなどの工夫をされているショップもいらっしゃいますので、ぜひいろいろ企画してみてください。

ご視聴いただいた会員様の感想をご紹介します。

R社 Iさま
今日は送料無料の話で考えさせられました。
どのショップも送料は掛かるもの。それをお客さんにどう見せるかですね。
店舗側都合で考えると複数買っていただいて 送料を別に払っていただくのが一番安くなるので、その方が良いのにと思ってますが、一つから送料無料で買える方が簡単ですし、分かりやすいのも分かります。
自店舗が買いやすいようになっているのか お客様目線になれるかどうか不安ですが試してみます!

H社 Kさま
改めて送料無料について考えさせられました。
当店は肉屋ですがメンチカツを送料別で販売しておりますが、なかなか売れないですね。
ただ送料無料商品と同梱の場合は送料無料と入れたら売れ出しております。
これも他の商品と組んでセット商品で送料無料にと考えております。
送料別でも売れてはいますがもっと売りたいので送料無料となるようセットの組み合わせが重要だなと感じました。
自分が購入する場合でも送料別だとやはり送料無料に目が行くのでここは重要だと思います。
改めて思いました。有難うございました。

S社 Oさま
送料無料は楽天の方針なので対応しましたが、自社製品をふるさと納税の返礼品として、自治体に相談して、採用できないか申し入れてみようという気になりました。
いままでそういう発想がなかったので、参考になりました。

最後に…

会員制サポートサービスECマスターズクラブでは、1500社以上のショップに、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどの最新情報やノウハウ、オリジナルツールを提供しております。

また、毎週2回配信しております会員限定のライブ配信のうち、水曜日の200名以上が参加される「公開コンサルティング」では、代表の清水が参加者のページを拝見しながら、リアルタイムで改善点などをお伝えしております。

今回は、2020年10月21日(水)17:00〜配信した内容をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

「ECマスターズクラブ」では、日本全国にて、セミナーを開催しておりますが、現在は新型コロナウイルスの影響により、オンラインにて開催しております。

セミナーに参加された方に、ご入会方法をご案内しております。
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著者

日本ECサービス株式会社

◾️日本ECサービス株式会社について
元楽天ECコンサルタントの代表清水が創業し、20社のコンサルティングサービスで提供していたサービスを、日本全国のお困りのネットショップをサポートすべく2014年から会員制サポートサービスとしてECマスターズクラブを運営しています。現在はネクストエンジンのプラチナパートナー、Yahoo JAPANコマースパートナーにも認定されています。
2023年11月、グリニッジ株式会社と「株式会社ECXグループ」を新設し、グループ経営体制「ECX」へと移行しました。
日本ECサービス株式会社のLINE配信サービス事業「LSEG」をグリニッジ株式会社に事業譲渡し、「ECマスターズクラブ」の会員サポート事業と「らくらくーぽん」など、SaaS事業を事業領域を明確に分けることで、シナジーの最大化を目指しています。

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楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonにてネットショップを運営している方向けの会員制サポートサービスです。 楽天市場57,000ショップ中2,500社以上(22社に1社)が利用する日本最大級のサブスク型のオンラインサロンです。 通常、コンサルティングサービスで10万円以上かかるようなサービスを、月額1.5万円から提供しており、以下の4つのサービスを中心に、様々なサービスを提供しています。

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