エース北山氏によるShopify構築日記#5〜ストア分析〜
今、多くの注目を集めているShopify。使いやすさや費用、拡張性に優れており、カナダ発のサービスでありながら日本への進出が進んでいる。
そんなShopifyで、カバンやキャリーケースなどを販売しているエース株式会社がアウトレットECサイトを構築し2021年6月7日に開設した。(https://outlet.ace.jp/)
それまでにどのような情報収集を行い、制作パートナーとはどのようなコミュニケーションを行ってきたのかを事業者目線で、EC担当者の北山氏(@rossi_kitayama)がnoteで日記を連載している。
・今すぐ全ての日記を読みたい方はこちらから→https://note.com/ec_zoe/m/m34add23a39f0
ECのミカタでも北山氏の日記を紹介させていただく。Shopifyでサイト構築を考えている事業者はぜひ参考にしてみてほしい。
前半のパートは、shopifyでどんな分析ができるのか?を確認していきましょう。どのカートにも分析ツールはついていますが、満足のいくもの?それだけで十分?GA利用するから問題ない?
これはサイト運営会社によってどこまでの数値を求めるかによります。サイト構築もしかりですが、どの数値を拾っていくのか?それはちゃんと計測できるのか?を理解したうえで、アプリを追加するのか?しないのか?の判断をしていくのが良いです。
ダッシュボード
売上、セッション、リピーター、CVR、デバイス・国別トラフィック、キャンペーン効果などを確認することができます。
レポート
売上、集客、POS販売、利益率、顧客管理、行動、財務、マーケティング、在庫について確認することができます。
3.集客・行動レポート
時間、参照元、ロケーション毎のセッションのレポートを表示できます。検索キーワード、日時別CVR、デバイス別などの集計結果のレポートを表示できます。
4.顧客・在庫レポート
初回購入者、リピーター、会員、ロイヤルカスタマーなどの集計結果のレポートを表示できます。商品別在庫、月末在庫のスナップショップなどのレポートを表示できます。
5.財務・マーケティングレポート
決済方法別、カードブランド別、返品、ディスカウント、税金などの集計結果のレポートを表示できます。マーケティングに起因する売上やセッション数などの集計結果のレポートを表示できます。
6.利益・販売レポート
費用、マージン、利益に関するレポートを表示できます。時間の経過、商品別、チャネル別などの基準に基づいて、お客様の注文に関するレポートを表示できます。
7.POS販売・カスタムレポート
商品、SKU、スタッフなどの基準に基づいて、POS注文に関するレポートを表示できます。shopifyが提供しているPOSを入れることで、ECと店舗の売り上げが一括管理できます。これから構築していくもしくは、実店舗の規模が小さければ入れ替えるチャンスだと思います。
絞り込み機能と編集機能を使用して、デフォルトのレポートを変更してカスタムレポートを作成できます。<いままで見たようにたくさんのレポートを排出することが出来ます。KPIに合わせて必要な項目のみを出すことでスピーディーな分析が可能となります。カスタムレポートはAdvanced ShopifyとShopify Plusの機能となります。
8.ライブビュー・レポートの調整・GA
ストアのアクティビティをリアルタイムで表示できます。任意の期間でダッシュボードやレポートを表示できます。Googleアナリティクスを使用してストアの訪問者、セッション、その他の顧客行動を追跡できます。
分析の最後に
GAは連携しないといけませんが、その他はこのshopify標準の分析レポートツールとなります。十分と言えば十分ですね。むしろ見るのはここくらいで良いといわれている感じです。<GA見過ぎ問題w
これらは実際の画面です。ライブビューは限定品の立ち上げとかアクセスが集中するときに見ることが出来ればモチベーションが上がると思いますw