【Amazon広告】リタゲできる?Amazonスポンサーディスプレイ広告の概要解説
こんにちは!
アグザルファのAmazon専門コンサルタントです!
Amazon出品者の皆様は、スポンサーディスプレイ広告をご利用されてますか?
スポンサープロダクト広告や、スポンサーブランド広告同様に、利用資格を満たした出品者様であればどなたでもご利用いただけます。
スポンサーディスプレイ広告(以下、SD広告)では、オーディエンスというターゲティング設定により、スポンサープロダクト広告(以下、SP広告)やスポンサーブランド広告(以下、SB広告)では使用できなかった、Amazon内の購入者へ「リターゲティング」が可能になります。
具体的には、
・広告商品やその類似商品を見ている人
・広告商品の関連カテゴリーの商品を見ている人、あるいは見た人(過去30日間)
・広告商品に関連する特定の興味・関心層
など、あらゆる購入過程の購入者に働きかけることで、Amazon内でのビジネスやブランドの成長に役立つ広告なんです!
今回の記事では、「スポンサーディスプレイ広告」について概要を解説いたします!
ぜひ最後までご覧ください!
スポンサーディスプレイ広告についてもっと詳しく知りたい方はコチラから!
⇒ https://bit.ly/2omhn4b
スポンサーディスプレイ広告とは?
スポンサーディスプレイ広告とは、広告対象のASINに関連する商品やカテゴリー以外にも、特定の興味・関心を持つオーディエンスをターゲティングとして設定し、選択したターゲティングオプションに基づいて、Amazon内の商品詳細ページやその他の商品関連ページに表示することができる「クリック型課金制の広告」になります。
クリエイティブ(広告素材)に関しては、オートで自動生成されたディスプレイクリエイティブ、またはロゴやテキストを使用したカスタムクリエイティブを使用することができます。
スポンサーディスプレイ広告【利用資格】
スポンサーディスプレイ広告の利用には以下条件が必要です。
■大口出品者であること
■Amazonブランド登録1*をしている出品者であること
利用資格については、SB広告と同様にAmazonブランド登録が完了しているブランドオーナーであれば利用可能です。
スポンサーディスプレイ広告【露出場所】
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①露出場所【商品詳細ページ内広告表示例】
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・商品詳細ページ上部
・カート下
・画像付近
・レビュー付近
など、購入者が商品ページに入ってきたときにファーストビューに入ってくる場所や、購買選択を後押しする重要な要素である「レビュー付近」など、商品ページ内の目立つ場所に表示されるので、購入者への「高いアピール力」のある広告であるといえるでしょう。
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②露出場所【検索結果内広告表示例】
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キーワード検索をした際に、Desktop(PC表示)では左側にリファイメントによる絞り込み検索ができるナビゲーションの配下に表示されます。
Mobile(モバイル表示)では、「前へ/次へ」のリンクタブの配下に表示されます。
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③露出場所【Amazonトップページ表示例】
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最後に、Amazonトップページでの表示例になります。
ターゲティングをオーディエンスに設定した場合、Amazonのトップページにも掲載される仕様になっています。
恐らくAmazonで一番流入数の多いトップページに表示されることで、かなり目立ちますし、インプレッションも稼げるこうかに期待できます。
※端末によっては、Amazonトップページの上部にも表示されます。
スポンサーディスプレイ広告の特徴【選べる2つのターゲティングオプション】
スポンサーディスプレイ広告における最大の特徴とも言える、ターゲティングオプションについて解説いたします。
SD広告のターゲティングオプションには、
①商品ターゲティング
②オーディエンス
上記2種類があります。
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①商品ターゲティング
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≫概要
広告掲載商品や類似した商品、および関連カテゴリーを『閲覧している』オーディエンスに商品を宣伝したり、アップセルやクロスセルの促しに役立つちます。
≫ターゲティングの絞り込みが可能
価格、レビューの星の数、ブランド名、プライムの利用資格
≫掲載箇所
商品詳細ページや検索結果ページ
ざっくりとした枠組みの中でいうと、SP/SB広告のターゲティングと同様に「現在の行動を基にしたターゲティング」となり、広告商品や類似商品、および関連カテゴリーを積極的に閲覧しているオーディエンスに商品を宣伝したり、関連カテゴリーに関心のありそうな新規顧客や競合商品を閲覧しているオーディエンスといった検討を促進したい場合に効果的です。
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②オーディエンス
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≫概要
2種類のオーディエンスにより、新規顧客だけではなく、広告商品を『閲覧した』オーディエンスへのリターゲティングが可能となります。
Amazon内の関連性の高い購入者にリーチするのに役立ちます。
≫閲覧リマーケティング
過去30日以内に広告商品や類似商品、特定のカテゴリーの商品を閲覧したセグメントへリーチ。
≫Amazonオーディエンス
新規見込み客向けに、Amazon内での購買履歴に基づいた下記のセグメントへリーチ。
≫掲載箇所
商品詳細ページ、検索結果ページ、 Amazonのトップページ
オーディエンスには、【閲覧リマーケティング】と【Amazonオーディエンス】の2種類のオーディエンスがあり、「閲覧リマーケティング」は、過去30日以内に広告商品や類似商品、特定のカテゴリーの商品を閲覧したセグメントにリーチし、「Amazonオーディエンス」では、新規見込み客向けに、Amazon内の購買履歴に基づいた下記のセグメントの指定が可能となります。
そのため、新規顧客だけではなく、広告商品を閲覧したオーディエンスへのリターゲティングが可能になり、Amazon内における関連性の高い購入者にリーチ可能な「過去の行動を基にしたターゲティング」となります。
この「過去の行動履歴」をもとにしたターゲティングを使用できるのは、Amazon DSP広告*2 を除き、Amazonスポンサー広告では、現時点ではSD広告のみとなっております。
他の広告ではリーチできない層へターゲティングできるという点で、オーディエンスというターゲティングができることがSD広告の一番の強みであり、特徴であるといえるでしょう!
Amazon DSP広告については、コチラの記事内で簡単に解説しておりますのでご参考ください⬇
https://ecnomikata.com/column/25042/
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Amazonサイトのトップページ掲載が可能
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さらに、オーディエンスのターゲティングに関しては、商品詳細ページだけではなく、Amazonサイトのトップページに掲載することできるという点でも、大きな特徴です。
Amazonの中でも特に流入数が多いAmazonサイトのトップページに掲載されることで、インプレッションのみならず、セッション数アップの可能性も期待でき、オーディエンスを使用することによって、検討層や購買意欲の高い新規見込み顧客へ効果的な広告を展開して、さらなるトラフィック周りの強化ができる広告対策です。
※選択した内容にかかわらず、過去30日間に広告対象商品を購入した購入者は自動的に除外されるため、スポンサーディスプレイ広告の予算がより効率的に管理できます。
引用元:スポンサーディスプレイ広告のオーディエンス (一部抜粋)
https://advertising.amazon.co.jp/help?entityId=ENTITYMJYR4K5CBNRJ#G7YG75R947TAB67R
スポンサーディスプレイ広告の【メリット・デメリット】
これまでの解説を踏まえた上で考えられるメリット・デメリットについてまとめてみました。
ぜひ活用検討にお役立てください。
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■メリット
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メリット①リターゲティング設定&新規見込み顧客の発見
SP/SB広告では設定することができない、過去の行動を基にしたターゲティングが可能となるため、これまでのターゲティングではリーチできなかった、新しい見込み顧客にターゲティングができるという点でメリットと言えるでしょう。
メリット②インプレッションを稼ぎやすい
オーディエンスターゲティングの場合には、流入数の多いAmazonサイトのトップページにも掲載されます。
そのため、 インプレッションを稼ぎやすく、セッション数アップの可能性も秘めており、検討層や購買意欲の高い新規見込み顧客へ効果的な広告を展開し、さらなるトラフィック周りの強化ができるという点でメリットと言えるでしょう。
メリット③高いアピール力
SP/SB広告とは異なり、商品詳細ページの上部やカート付近等、いわゆるファーストビューに含まれる目立つ場所に広告が掲載されるので、自社の商品ページへの掲載だけではなく、競合商品を閲覧しているオーディエンスにも、強くアピールすることができるでしょう。
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■デメリット
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デメリット①インプレッションが稼ぎやすい反面、費用対効果のダウン
他の広告と比較し、新規見込み客へのリーチできる可能性はありますが、必ずしもそのセグメントにマッチするわけではなく、設定ターゲティングを広げすぎると費用対効果が下がる可能性があるので、運用には注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スポンサーディスプレイ広告では、商品詳細ページ上で目立つ場所のみならず、Amazonのトップページや検索結果ページと広告が表示される箇所も多く、カスタムクリエイティブでブランドロゴやテキスト使用することでブランドの特徴も伝えることができますので、ぜひご活用いただくことをおすすめいたします!
単純にインプレッションを増やせばよいというわけではなく、クリックされることが重要ではありますが、SD広告の特徴であるオーディエンス機能を効率的に利用し、認知層から購入検討層などあらゆる購入過程の購入者へ適切なターゲティングを行うことでインプレッションを増やし、より多くの人の目に触れさせることでクリック数・転換率がアップする可能性を秘めています。
Amazon スポンサーディスプレイ広告を活用して、販売機会を増やしていきましょう!
また、Amazon.comでは、DSPのようにAmazonサイト外部のアプリやサードパーティーのサイトにも表示されているようですので、今後日本でも実装されることに期待したいところです!
アグザルファブログが皆様の参考になれば幸いです。
今後もAmazon出品者の皆さまをはじめ、有益な情報を発信して参ります!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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