【最新】Amazon納品プラン作成手順が変更!「Amazonへ納品」2つのメリットを簡単解説

アグザルファ株式会社

こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

FBAを利用されているAmazon出品者の皆様、ご存知ですか?
2022年10月17日よりFBA納品プランの作成手順が変更されます。

厳密にいうと、以前より納品プランの作成手順は新しく変更されていましたが、急な手順変更による混乱を避けるためもあったのか、移行期間を設けて従来の作成手順のままでも納品プランを作成することが可能でした。

そしてついに、
2022年10月16日の移行期間終了日をもって、従来の納品プランの作成手順は使用できなくなり、
2022年10月17日以降、新しい納品プランの作成手順へ完全移行されます。

※当初は2022年9月1日から完全移行の予定でしたが、移行期間が延長されました。

従来の納品プラン作成手順に慣れているAmazon出品者様の中には、

・新しくなったFBA納品プランの作成手順が分からない⋯
・これまでの納品プラン作成手順と何が違うのか?
・新しい納品プラン作成手順に移行するメリットは?


など不安に思われている方も多いかと思います。

そこで今回は、従来のFBA納品プラン作成画面と比較しながら、新しい納品プラン作成手順である『Amazonへ納品』に移行する2つのメリットについて解説していきます!

なお、Amazon「納品プラン」についてより詳しく聞きたい場合は、お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
https://bit.ly/2omhn4b

新納品プラン「Amazonへ納品」について

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「Amazonへ納品」への移行期間
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まず、新しく変わった納品プラン作成手順である「Amazonへ納品」に移行することになった経緯と、2022年9月時点の最新情報について解説していきます。

2022年6月23日のセラーセントラル新着情報にて、納品手続きの簡素化と柔軟性を実現するための継続的な取り組みの一環として、2022年9月1日より従来の納品手続きが「Amazonへ納品」に移行されるとの案内がありました。

しかし、9月1日になり「Amazonへ納品」の画面を開くと以下のメッセージが表示されていました。

従来の納品手続きについては、2022年10月16日まで利用可能になり、移行期間が延長されたようです。
さらに、従来の納品手続きで作成された納品プランは「2022年11月29日までは編集可能」とのこと。

「Amazonへ納品」の操作手順に、まだ不安を抱えていた出品者様にとっては朗報です⋯!

しかし、いずれにしても従来の納品プランからの移行は避けて通れませんので、移行期間延長を勉強期間と捉えて今のうちに手順を覚えていくと良いでしょう。

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「Amazonへ納品」と従来の納品プラン作成手順の比較
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Amazonによると、従来の納品手続きと新たに移行される「Amazonへ納品」の納品手続きにおいて、異なる点は以下の4点となります。

1. 処理手順が簡単になり、納品プランの作成時間を短縮できます。

2. 再利用可能な梱包テンプレートを作成し、輸送箱内の商品情報、輸送箱の重量と寸法、再利用可能な単一SKUの輸送箱で納品されるSKUの梱包とラベルの貼付に関する詳細情報を入力できます。
テンプレートに詳細情報を保存すると、納品ごとに輸送箱内の商品情報を入力し直す必要がなくなり、在庫補充にかかる時間を短縮できます。

3. 納品を作成する前に単一SKUの輸送箱と混在SKUの輸送箱を梱包して、納品先を最適化します。納品先の確定前に、梱包中に差異が見つかった数量については更新します。

4. 在庫を個別の輸送箱で納品(個口配送)する場合と、パレットで納品する場合(パレット輸送)とで、配送会社の手数料の見積りを比較し、十分な情報に基づいて出品者のビジネスに適した配送方法を決定します。

参照元:https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/G6925SDD66GDLXJW

上記の内容では少し分かりずらいですよね・・・

そこで次項では、特に大きく変更された以下メリット2点について、

 メリット① 納品プラン作成時間を短縮
 メリット② 配送会社の手数料見積りがスムーズ


従来のFBA納品プラン作成手順と「Amzonへ納品」での納品プラン作成手順を比較しながら解説していきます。

メリット① 納品プラン作成時間を短縮

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【従来】FBA納品プラン作成手順
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従来までの納品プラン作成手順では、

・商品数
・ラベル貼付担当者
・輸送箱サイズ
・輸送箱の重量


などの情報を、それぞれ「数量を入力」「商品の準備」「商品ラベルを貼付」「発送準備の3項目輸送箱」の4画面に分散して入力する必要がありました。
さらに納品のたびに各項目の入力が必要だったため、納品プラン作成に時間を要していた出品者様もいるのではないでしょうか。

・数量を入力

・商品の準備

・商品ラベルを添付

・輸送箱サイズ・郵送箱の重量の入力

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【新】「Amazonへ納品」による納品プラン作成手順
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「Amazonへ納品」による納品プラン作成画面では、「メーカー梱包テンプレート」を作成・保存ができるようになりました。

各商品にある「梱包の詳細」のプルダウンより「新しいメーカー梱包テンプレートを作成」を選択し、商品数・輸送箱サイズ・郵送箱の重量・ラベル貼付担当者を保存しておくことで、納品プラン作成時間を短縮することが可能となります。

メーカー梱包テンプレートには以下の項目を入力、保存しておくことで、別の納品プランでもテンプレートを使用することが可能です。

・梱包テンプレート名: 同一のSKUについて作成する他のテンプレートと区別できるように、テンプレートに名前を付けます。
・輸送箱ごとの商品数: 各輸送箱に含まれる販売可能ユニットの数。販売可能ユニットとは、購入者が購入できる商品のことです。たとえば、ペンを10本まとめて販売する場合、1つの販売可能ユニットとなります。
・輸送箱の寸法: 輸送箱の外側の寸法。
・輸送箱の重量: 梱包された輸送箱の総重量(緩衝材を含む)。
・梱包カテゴリー: SKUの梱包要件。
・商品の梱包担当(必要な場合): 商品がフルフィルメントセンターに到着する前に梱包されている場合は、出品者を選択します。FBA梱包サービスを利用する場合は、Amazonを選択します。
・商品のラベル貼付担当(必要な場合): 商品がフルフィルメントセンターに到着する前にラベルが貼付されている場合は、出品者を選択します。商品ラベル貼付サービスを利用する場合は、Amazonを選択します。 FBAバーチャル追跡で在庫を追跡する場合、商品ラベルの貼付は必要ありません。

なお、メーカー梱包テンプレートはSKUごとに最大3種類まで保存しておけるので、たとえば10点、50点、100点など納品数毎のメーカー梱包テンプレートを登録しておけば、在庫補充にかかる時間を短縮できますね!

メリット② 配送会社の手数料見積りがスムーズ

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【従来】FBA納品プラン作成手順
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従来の納品プラン作成手順では、

・配送業者
・輸送箱情報


の入力を経て、計算ボタンを押してからでないと配送料が表示されない仕様でした。

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【新】「Amazonへ納品」による納品プラン作成手順
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「Amazonへ納品」では、下図の赤枠箇所で配送業者を選択をするだけで、自動的に手数料が計算されるようになります。

個口配送・パレット配送による配送手数料の比較や、配送業者ごとの配送手数料の比較が以前よりしやすくなり、どの配送方法が最適であるか検討できることで配送費の削減や納品計画にもお役立ていただけます。

まとめ

今回は「新納品プラン作成『Amazonへ納品』に移行する2つのメリット」について解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

従来の納品プラン作成手順とは画面の表示なども含め少し異なるため、慣れるまで億劫に感じてしまうかもしれませんが、新納品プランでは時間やコスト削減を実現できる仕組みになっています。

ぜひ、当記事を参考に「Amazonへ納品」へ移行される背景やメリットをご理解いただき、Amazon出品者様の手助けになれれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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著者

アグザルファ株式会社

【Amazon専門コンサルのパイオニア企業】
2011年より業界初のAmazonコンサルティングを開始。
パイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上を拡大してきた確かな実績や知見を蓄積。

商品やカテゴリ問わず、Amazonデータの解析や競合調査をもとに、1社1社に合わせた最適な施策を実施し、競合との差別化で売上拡大の実現に繋げます。

個人から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績があり、月商10倍や無名ブランドを有名ブランドに育てるなど、着実に成功事例を創出。

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年間の優秀な出品者や商品に贈られる「Amazonマケプレアワード」や「Amazonランキング大賞」を当社クライアントが多数受賞。

【メディア掲載多数】
「日経MJ」や「日本ネット経済新聞」、Amazon関連書籍をはじめ、多くのメディアで当社のコンサルティング実績が掲載。AbemaTVの番組「AbemaPrime」にAmazonの動向について代表比良がゲスト出演しました。

https://www.axalpha.com/amazonconsul/