【簡単解説】Amazon フルフィルメントレポート活用方法!在庫数・手数料管理に一役!

アグザルファ株式会社

こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!

既に本コラムでも「Amazon FBA(フルフィルメント by Amazon)」の利用にあたってのメリットや注意点を多く解説しておりますので、既にご存知の出品者様も多いかと思いますが、FBAとはAmazonの専用倉庫へ商品在庫を納品しておくことで、受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応のすべてを出品者に変わってAmazonが代行してくれるサービスです。

Amazonの強みの一つでもあるFBAは出品者にとって非常に便利なサービスですが、Amazonの専用倉庫に在庫を預けるため、納品した在庫数や手数料の把握などがどうしても疎かになってしまいがちな側面があります。

そんなときに役に立つのが「Amazonフルフィルメントレポート」です。

Amazonフルフィルメントレポートとはどんなレポートなのか・・・
Amazonフルフィルメントレポートの活用方法が分からない・・・

といったお悩みを解消するために、今回はFBAをより効果的に活用するための「Amazonフルフィルメントレポート活用方法」について解説していきます!

なお、「Amazon フルフィルメントレポート」についてより詳しく聞きたい場合は、お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
https://bit.ly/2omhn4b

Amazonフルフィルメントレポートについて

はじめに、AmazonフルフィルメントレポートとはFBAに納品した在庫の確認やFBAの利用にかかる各種手数料、納品状況などを確認できるレポートになります。

Amazonフルフィルメントレポートといっても実は数多くのレポート種類があり、在庫や手数料などを細かく確認することができます。また、各種レポートはダウンロードもしくはオンラインで閲覧が可能です。

セラーセントラル>レポート>フルフィルメントより確認できます。

では早速、実際に日々の運用でどの場面でどのフルフィルメントレポートを活用すれば良いのか、今回はぜひ知っておくと便利な以下3ケースに絞って解説いたします。

①在庫数管理編
②在庫状況管理編
③手数料編

Amazonフルフィルメントレポートの活用方法①【在庫数管理編】

まず、FBA在庫を管理する際に便利なAmazonフルフィルメントレポートを2種類解説いたします。

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①-1:FBA在庫商品レポート
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FBA在庫商品レポートではFBA在庫の直近の明細を確認することができます。

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▼確認できる項目
 ・SKU
 ・FNSKU
 ・ASIN
 ・商品の状態
 ・販売できる数量

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これらのデータをもとに、FBA在庫数のリストが欲しい際やFBA納品数を決める際などに活用できます。

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①-2:発注推奨レポート
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発注推奨レポートでは、最近の売上傾向に基づき、今後28日間に在庫切れの可能性がある商品が表示されます。

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▼確認できる項目
 ・商品名
 ・SKU
 ・過去30日間の販売数
 ・販売可能な商品の合計
 ・出荷済み数量
 ・推奨される在庫補充数量 など

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Amazonでは在庫切れを起こすと、検索順位やランキングが低下し、今後の売上が伸びづらくなるため在庫管理が非常に重要となるため、推奨される在庫補充数量を参考に納品数を決めることができます。
非常に便利なレポートとなっておりますので、定期的に活用してみてください。

Amazonフルフィルメントレポートの活用方法②【在庫状況確認編】

続いて、FBA在庫の状況や状態などを確認する際に便利なAmazonフルフィルメントレポートを解説いたします。

FBAでは倉庫が混雑していたり、在庫の紛失、商品が納品されていないなどあらゆる問題が起きることがあり、そういった際に活用できるレポートをご紹介いたします。

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②-1:在庫照合レポート
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在庫照合レポートは各SKUの在庫移動および最終照会数量を確認できます。

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▼確認できる項目
 ・商品名
 ・SKU
 ・設定期間の最初の在庫数
 ・設定期間の最後の在庫数
 ・販売数
 ・紛失数
 ・廃棄数 など

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出品者側でFBAに納品した在庫数とFBAの在庫数が合致しない場合や、在庫の動きが見たいときなどに活用できるレポートです。
FBA在庫数に大きな変化や問題を感じた際はこちらのレポートを確認しましょう。

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②-2:納品不備レポート
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納品不備レポートは商品、梱包、納品方法による納品時の問題を確認できます。

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▼確認できる項目
 ・商品名
 ・SKU
 ・納品番号
 ・問題のタイプ
 ・問題が起こった商品の数量 など

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納品した商品がなかなか販売されない、受領されていない商品にどういった問題が起こっているのか分からない際はこちらのレポートを活用してみてください。

Amazonフルフィルメントレポートの活用方法③【手数料編】

Amazonフルフィルメントレポートの活用方法③【手数料編】

つぎに、FBAの各種手数料を確認する際に便利なAmazonフルフィルメントレポートを解説いたします。

利益を考える際に配送料や在庫保管手数料なども重要な指標となりますので、FBAを利用する際にどれくらいの費用がかかるかを把握することが大切です。

レポートを活用して1販売あたりの利益を確認しましょう。

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③-1:手数料見積り額レポート
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手数料見積額レポートは現在のFBA在庫に対するAmazonの販売手数料およびFBA手数料の見積額などを確認できます。

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▼確認できる項目
 ・商品名
 ・SKU
 ・販売価格
 ・商品の寸法
 ・販売手数料見積額
 ・配送代行手数料
 ・手数料見積額

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SKUごとにFBAの販売手数料や配送代行手数料を確認したい際や、利益の見直しをしたい際などに活用してみてください。

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③-2:在庫保管手数料レポート
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在庫保管手数料レポートはASINごとに月ごとの在庫保管手数料を確認することができます。

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▼確認できる項目
 ・商品名
 ・ASIN
 ・商品寸法
 ・月ごとの在庫保管手数料 など

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在庫を必要以上に納品していると在庫保管手数料が高くなるため、これまでの販売数を確認し適切な在庫数へ調整し納品することをおすすめします。

また、保管期間が365日を超えたものは「長期保管手数料」がかかりますのでご注意ください。

在庫保管手数料を管理したい際もこちらのレポートをご活用ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

FBAをより効果的に使用するための「Amazonフルフィルメントレポート活用方法」について解説をいたしました。

FBAの在庫管理や手数料の把握が面倒と感じていた出品者様も、意外と簡単に在庫管理や確認などができることがご理解いただけたのではないでしょうか。

Amazonフルフィルメントレポートを有効活用して、より効果的にFBAを利用していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

なお、「Amazon フルフィルメントレポート」についてより詳しく聞きたい場合は、お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
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Amazonは単に出品しただけでは、売れる商品も簡単には売れません。
“Amazonに最適な施策”を効果的なタイミングで実施することが大切です。

Amazon出品に関するご相談・お悩みがありましたら、
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■「ECのミカタ通信 vol.20」誌面/WEB掲載
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著者

アグザルファ株式会社

【Amazon専門コンサルのパイオニア企業】
2011年より業界初のAmazonコンサルティングを開始。
パイオニア企業として長年にわたり多くのクライアントの売上を拡大してきた確かな実績や知見を蓄積。

商品やカテゴリ問わず、Amazonデータの解析や競合調査をもとに、1社1社に合わせた最適な施策を実施し、競合との差別化で売上拡大の実現に繋げます。

個人から大手企業まで多くのクライアントのサポート実績があり、月商10倍や無名ブランドを有名ブランドに育てるなど、着実に成功事例を創出。

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年間の優秀な出品者や商品に贈られる「Amazonマケプレアワード」や「Amazonランキング大賞」を当社クライアントが多数受賞。

【メディア掲載多数】
「日経MJ」や「日本ネット経済新聞」、Amazon関連書籍をはじめ、多くのメディアで当社のコンサルティング実績が掲載。AbemaTVの番組「AbemaPrime」にAmazonの動向について代表比良がゲスト出演しました。

https://www.axalpha.com/amazonconsul/