【新機能】Amazon「定期おトク便クーポン」で利用促進へ!概要と設定方法を解説
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
早速ですが、Amazon出品者の皆様は「定期おトク便」を導入していますか?
定期おトク便とは、ユーザーが購入された商品を定期的に自動でお届けするサービスになります。
そんな定期おトク便を導入しているAmazon出品者様に朗報です!
2023年5月より、通常のクーポンに加え新機能として新たに「定期おトク便クーポン」が追加されました!
定期おトク便クーポンを利用することで、更に定期おトク便の利用を促進し利用者の増加に期待できる施策になります。
今回のコラムでは、新機能の定期おトク便クーポンについて概要と設定方法を解説いたします。
なお、「定期おトク便クーポン」についてより詳しく聞きたい場合は、
お気軽にAmazon専門コンサルのアグザルファまでご相談ください!
⇒ https://bit.ly/2omhn4b
定期おトク便クーポンの概要
新機能「定期おトク便クーポン」は定期おトク便を設定中の商品を対象に、初回配送分にクーポン割引を設定できる機能です。
この機能により、購入者は定期おトク便で受けられる既存の割引に加えて、「定期おトク便クーポン」の割引も受けられるため、これまで以上にお得に商品を購入することができます。
「定期おトク便クーポン」を設定することで、割引が受けられる商品であることが検索結果や商品ページ上で表示されます。(後ほど解説いたします)
そのため、出品者は定期おトク便への誘致をより能動的に実施することができるようになります。
「定期おトク便クーポン」は通常のクーポンと似ていますが、単発購入で瞬間的に売り上げを拡大する目的がある通常のクーポンとは少し異なり、定期おトク便をまずは使ってもらうために利用を促す、これが目的と考えています。
もちろん、利用いただくことで1回、2回、3回と継続的な購入(売上)になることで、結果的に売上向上の役目も果たすでしょう。
<注意点>
ただし、導入には注意点があります。
「定期おトク便クーポン」は通常のクーポンと割引が重複するため、設定する際には注意が必要です。
例えば、以下の条件でそれぞれ設定をしていた場合、
・通常のクーポン 30%割引で設定
・定期おトク便クーポン 20%割引で設定
上記の場合、あわせて50%の割引が購入者に適用されます。
意図して両方のクーポンを設定している場合は問題ありません。
しかしながら、通常のクーポンを既に設定していることを忘れて、定期おトク便クーポンを同一商品に設定してしまうと、割引率が合算される仕様のため、思わぬ割引率で購入されることになります。
定期おトク便クーポンの導入検討や設定を行う際は、事前に通常のクーポンの割引設定の状況を必ず確認することをお勧めいたします。
続いて、「定期おトク便クーポン」の設定方法や項目、商品ページでの表示形式を解説いたします。
定期おトク便クーポンの設定方法
こちらでは、セラーセントラルで行う「定期おトク便クーポン」の設定方法を解説いたします。
1. セラーセントラルの「広告」>「クーポン」へ進みましょう
2. 次に「Amazon定期おトク便クーポン」をクリックします。
3. 次に「Amazon定期おトク便のクーポンを作成する」をクリックします。
4. 定期おトク便に参加している商品が一覧に表示されます。クーポンを設定したい商品にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
5. 次にクーポンの詳細な設定を行います。
設定項目は下記となります。
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・開始日と終了日
・割引金額か割引率
・購入者のクーポン利用回数(1回のみか何回でも使えるか)
・クーポンの予算額
・クーポン名
・ターゲティング(すべての購入者かAmazonプライム会員のみか)
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下図の青枠の設定を進め、設定が終わりましたら「次へ」をクリックします。
6.最後にクーポン対象商品とクーポンの設定内容が表示されますので内容を確認し、問題なければ「送信」をクリックして設定終了となります。
定期おトク便クーポンの表示
こちらでは、「定期おトク便クーポン」を設定すると、Amazonサイト上でどのように表示されるのか解説していきます。
検索結果一覧ページ、商品ページ、購入ページでのクーポンの表示について確認していきましょう。
検索結果一覧ページ
検索結果画面では、下図のように「〇%オフ 最初の定期購入の注文限定」と表示がされます。
割引率がグリーンのタグで目立つため、検索結果一覧で競合他社の商品と並んだ場合にも視認性が高く目を惹く仕様になっています。
商品ページ
商品ページでは、「クーポン:〇%OFFクーポンの適用初回分お届け時に」と表示がされます。
ユーザーは表示されているクーポンを使用したい場合は、チェックボックスにチェックを入れる必要があります。
▼定期おトク便で注文(定期おトク便の申し込み)
なお、ユーザーが定期おトク便ではない、通常の注文を選択している場合は「クーポン:〇%OFFクーポンは「定期おトク便」注文オプションにのみ適用されます。」という表示となります。(下図青枠)
こちらは割引適用のチェックが物理的に不可能な状態に切り替わります。ユーザーは通常購入よりお得に購入できる手段を目の当たりにすることになります。
この仕様から、商品ページ上でも「定期おトク便」の利用を促す導線になっていると考えられます。
▼通常の注文
購入ページ
購入ページでは実際の割引率と割引額が表示されます。
割引率と割引額は、以下が合算されて表示されます。
・定期おトク便の割引率
・定期おトク便クーポンの割引率
合算されることで、「お得感」の演出ができます。
お得な買い物ができたことへの満足度が上がり、定期おトク便の利用を2回目以降も継続しリピーターとして定着いただける可能性も上がるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は定期おトク便クーポンについて解説いたしました。
簡潔にまとめますと下記の通りとなります。
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■定期おトク便クーポンは定期おトク便を設定中の商品を対象に初回配送分にクーポン割引を設定できる機能で、出品者は定期おトク便への誘致をより能動的に行うことができるようになる。
■新たなリピーター施策として有効。
■「開始日と終了日」「割引金額か割引率」「購入者のクーポン利用回数」「クーポンの予算額」「クーポン名」「ターゲティング」の設定が必要。
■通常のクーポンと割引率が合算され通常よりも大きく割引されるので、注意が必要。
定期おトク便を利用されている方は自社商品のリピーターを増やすことが出来る機能となっておりますので利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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