ECサイトのカゴ落ちで悩んでる方必見! 最短1日で導入できるとある機能で実は解決します!

安藤 祐輔

ECサイトを運営するうえで欠かせない、「売上アップの方法」はいくつかあると思いますが、つい重視してしまうのは集客の部分ではないでしょうか? 実は集客を現状維持しながら売上アップに加えて利益率も改善する方法が「カゴ落ち対策」です。「カゴ落ち対策」はカゴ落ちの原因が様々なことから、難易度が高く捉えてしまいますが、今回は機能1つで改善する方法をご紹介します!
※カゴ落ちとはカートに入れた商品を購入せず離脱してしまうこと

ECサイトのカゴ落ち率の平均は64.7%もある

ECサイトのカゴ落ち率の平均は64.7%もある

改善余地が大きい
カゴ落ち率はそもそも高いことが前提にありますが、よく考えると10人に6人はカートに入れたにも関わらず完了せずページから離れてしまいます。つまりECサイト内で「カゴに入れて買わなかった回数は購入された商品個数の2倍存在する」という考え方をすることもできます。これを売上試算に置き換えると、カゴ落ち率を改善するだけで売上が1.5〜2倍になる可能性もあり、改善余地が大きいことがわかります。

カゴ落ち改善=CVR向上
カゴ落ちを改善することは広告等の実質CVRの改善を行うことにもなるので、同じ集客費用でも売上向上が可能なため、利益率改善にもつながります。集客の改善も重要ですが、カゴ落ち率の改善も売上向上の施策として非常にインパクトが大きい指標です。

カゴ落ち改善の原因と改善方法

決済完了までが手間
カゴ落ちの原因で最も多いのはカートに入れてから決済完了までの入力の手間が億劫になり、ページから離脱してしまうケースです。顧客からすると、複数のECサイトに決済情報を入力することが億劫だったり、ためらわれたりすることが多くあります。具体的には下記のような例です。

●「購入する際にアカウント作成が必要だった」「決済までの手順が複雑だった」「途中でエラーが起きた」など

想定外な情報が発生した
「送料や手数料が高かった」「合計金額を事前に知ることができなかった」「配送が遅すぎた」などカートに入れたときと決済中で想定外の情報が発生した場合も原因として上げられやすいものになります。様々な条件によって購買意欲が高まり期待値の高い状態から思ってた情報よりも、都合の悪い情報が入った場合に一旦ページから離れてしまうケースです。事前に商品ページに購入に必要な情報を入れておく必要があります。

その他
● クレジットカード決済が拒否された
● サイトが信頼できず、クレジットカード情報を入力したくない
● お店の返品ポリシーに不満があった
● 希望の決済方法がない

また、セキュリティ面や決済不備などもカゴ落ちの原因としてあげられます。全てを改善するのは難しいこともありますが、お問い合わせが多いものは優先的に改善すると良いでしょう。

おすすめは「チャットボットツールの導入」

おすすめは「チャットボットツールの導入」

チャットボットツール=入力フォーム簡易化
近年のチャットボットツールはお問い合わせのために利用することが多いですが、実はカゴ落ち対策にも使用することができます。チャットボットツールを決済ページに設置をすることがカゴ落ち改善にはおすすめです。通常の決済ページでは入力が複数にまたがってしまいますが、チャットボットツールの場合、決済ページが1ページで完結するため「決済完了までが手間」という最もカゴ落ちが発生する原因を解決することができます。

Shopifyで活用できるチャットボットツールとは?

Shopifyで活用できるチャットボットツールとは?


CommChatとは

チャットボットツールは様々ですが、ここでは株式会社ハックルベリーが2024年2月にリリースした、決済CVを向上させるチャットボットツールの「CommChat(コムチャット)」を例に挙げさせていただければと思います。費用が比較的安価で、気軽に導入しやすいのが特徴です。

CommChatの特徴
Shopifyの設定を読み込み、自動でチャットボットを作成。最短1日で配信可能。
ドラッグ&ドロップでシナリオの並び替えやバナーの追加が即時に行えるので、マーケ担当者1人でも改善施策や細かな変更を実行しやすい
Shopifyに最適化して初期設定コストを大幅に効率化。初期費用0円&業界最安値の1万円から利用可能

【カゴ落ち対策に利用可能なおすすめのチャットボットツール一覧】

※これらの情報は2024年2月時点での情報です。資料など詳細では若干異なる場合がございます。

カゴ落ち対策はいかに「簡素に決済ができるか」

売上向上施策の1つであるカゴ落ち対策ですが、今回はその重要さ、原因、解決策の3つについて紹介しました。カゴ落ちは顧客の行動を元にサイトの改善を行うため、まずはお客様の行動を理解することも重要です。カゴ落ちだけでなくECサイトを運営するということは、顧客に満足してもらうためにサービスを日々改善を行うことが最も大切です。

株式会社ハックルベリーはこれまで18,000店舗以上のShopifyストア様をサポートしてきました。皆様の売上アップや業務効率化、サイト改善など様々なことを手厚くサポートさせていただいております。お困りの際にはぜひとも気軽にご相談いただければ幸いです。


著者

安藤 祐輔 (Ando Yusuke)

東京消防庁に入庁後、筑波大学体育専門学群へ進学。スポーツ経験のある学生の採用に特化した採用支援事業を学生時に起業し、ケンコーコム(現Rakuten Direct)へ。その後、海外向けEC事業などに携わり、Socketを創業して「Flipdesk」をリリース。代表を退いた後、「Shopify」向けアプリの企業であるハックルベリーを立ち上げた。計4度の起業。
ハックルベリーでは、「Shopify」向けの集客アプリの開発を行っている。

https://huckleberry-inc.com/