これから始めるなら知っておきたい! インフルエンサー施策の未来と一歩目の踏み出し方

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有馬 笙太

こんにちは、株式会社WANDの有馬です。株式会社ファンコミュニケーションズの連結子会社で、SNSマーケティング支援と約30,000人のショート動画クリエイター向け企業案件プラットフォーム「LUMOS」を提供しています。

いよいよ本連載も最終回。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。最終回となる今回は、これからインフルエンサーマーケを始める方に向けて、未来のトレンドや「初めの一歩をどう踏み出すか?」というテーマでお届けします。

●過去記事はこちら! 第1回第2回第3回第4回(前編)第5回(後編)

インフルエンサーマーケティングの未来トレンド(2026年〜)

 インフルエンサーマーケティングの未来トレンド(2026年〜)

インフルエンサーマーケティングは、すでに“一過性の流行”ではなく、購買導線の常識になりつつあります。
今後数年で、以下のような動きがさらに加速していくと考えられます。

◆「企業公式」よりも「第三者の口コミ」がさらに重要に
かつては「公式情報=信頼」とされていましたが、現在は「誰が紹介しているか」「どんな文脈で語られているか」が、購買判断に大きく影響しています。特にZ世代・ミレニアル世代を中心に、友人やフォロワー、信頼している発信者の意見を参考に商品を選ぶ傾向は、今後さらに強まるでしょう。

インフルエンサー施策に早い段階から取り組み、自社なりの勝ちパターンを持っている事業者ほど、今後も有利なポジションを築きやすくなります。

◆短尺動画コンテンツの台頭
TikTokやYouTubeShortsなど、数十秒で完結する短尺動画コンテンツが主流となったことで、インフルエンサーの「伝え方」も大きく変化しています。

短い時間の中で
●共感を生み
●ストーリーを感じさせ
●行動を促す


こうした設計が求められるようになり、投稿内容の質や構成の重要性は、これまで以上に高まっています。SNSのアルゴリズムにおいても、静止画より短尺動画を評価する傾向が続いています。

◆AI・ツールとの連携が進化
これからのインフルエンサー施策では、 「なんとなく良さそうだった」という判断だけでは成果が続きません。どのインフルエンサーが、どんな表現で、どの層に刺さったのか。こうした結果をデータで振り返り、次の施策に反映していく動きがより一般化されてきています。

今後は、感覚に頼った施策から、数字をもとに改善を重ねていく運用型マーケティングへと、インフルエンサー施策も進化していくでしょう。

成功の鍵:「売る」より「信じてもらう」

成功の鍵:「売る」より「信じてもらう」

インフルエンサー施策で重要なのは、直接的に売り込むことよりも、ユーザーに信頼や共感を持ってもらうことです。そのためには次のような施策が有効です。

◆継続的なコミュニケーション設計
1回の投稿で「売って終わり」ではなく、「定期的に登場する」「日常的に使ってもらう」ことで、ブランドとの信頼が構築されていきます。

●アンバサダー制度
●定期的なモニター施策
●UGCの再活用

などを通じて、繰り返し触れてもらう仕組みを作ることが重要です。

商品の話より「使っている人の話」をする
インフルエンサー施策では、商品の特徴をどう伝えるかに目が向きがちです。しかし、成果が出ている投稿ほど、商品の説明よりも「誰が、どんな悩みを持ち、どう使っているか」が語られています。

使う前と後の変化や日常の中での使われ方が伝わることで、見る側は自分ごととして想像しやすくなり、広告感の少ない自然な投稿として受け取られます。また、商品紹介を前面に押し出したPR投稿はファンだけでなく、インフルエンサー自身も避ける傾向にあるので注意が必要です。

まとめ

ここまで読んでいただいたあなたは、きっと「やってみたいけど、どこから始めればいいの?」と感じているかもしれません。
まずは、小さくテストすることが何より大事です。

●ギフティング施策を1件やってみる
●自社のファンを調べてみる
●過去のUGCをECサイトに掲載してみる

といった一歩からでも、成果につながる多くのヒントが見えてきます。

インフルエンサー施策は、これからの時代において、単なる販促手法ではなく、ブランドと生活者をつなぐ「信頼の架け橋」になっていきます。この連載が、一社でも多くの企業がインフルエンサーマーケティングへの一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。


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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
もし施策の設計や運用に不安がある場合や、まずは誰かに相談してみたいという方は、ぜひ弊社、株式会社WANDまでお気軽にご連絡ください。


著者

有馬 笙太 (Shota Arima)

2021年株式会社ファンコミュニケーションズ入社。Bizdev職としてインフルエンサーマーケティングの事業立ち上げ、事業責任者としてクリエイター向けプラットフォーム事業の立ち上げに従事。2024年以降はグループ会社の株式会社WANDに兼務出向し、営業・マーケティング・オペレーションなど業務全般を担当。


株式会社ファンコミュニケーションズ
https://www.fancs.com/

株式会社WAND
https://thewand.jp/

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