成人年齢が18歳に! 現代の若者が望む働き方とは
2022年4月1日に「民法の一部を改正する法律」が施行され、成人年齢が20歳から18歳へ引き下げられました。この制度改正によって、親の同意なく業務委託契約の締結やクレジットカード契約ができるなど、若くして社会に参加する「大人」として扱われる方向となっています。一方で、多様性を尊重する時代に育ち、コロナ禍でオンライン授業を受けてきた新成人は、毎日決まった時間にオフィスへ出社することに対して懸念があるようです。また、ITの進歩やコロナ禍によって、シェアオフィスや在宅勤務を導入する企業と、自由に働きたい若者とのニーズが合致し、理想の働き方が変化しているといえるでしょう。
記事の終盤では、現代の若者が求める「多様な働き方」を支援する「ギグワークスベーシック」について紹介します。ギグワークスベーシックは、ワーカー個人が企業と契約する「ダイレクトマッチング方式」の働き方を提供し、業務の委託者と受託者双方がウィンウィンな関係を持つことができるサービスです。
18歳はもう成人!成人年齢が20歳から引き下げ
民法改正により18歳から成人となることで、新たに認められる権利やこれまでと変わらない点について確認してみましょう。
新たに18歳成人に認められる権利とは?
2022年4月より、18歳および19歳の新成人は、様々な契約を締結する際に親の同意を得る義務がなくなります。例えば、企業と個人間で締結する業務委託契約、クレジットカードや携帯電話の契約、車両購入のためにローンを組んだり、1人暮らしのアパートを自分の意志のみで借りることが可能です。また、10年用パスポートの取得、公認会計士や医師免許などの国家資格を取得することもできるようになります。
これまでと変わらないこととは?
飲酒や喫煙に関しては、これまでと変わらず20歳まで認められていません。また、競馬の馬券や競艇の投票券などの公営ギャンブルも、18歳および19歳の成人には認められない権利であるため注意が必要です。さらに、国民年金の加入義務、中型ならびに大型自動車免許の取得、養子を迎えられる年齢についても、20歳以上が対象となります。
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