ヤマト運輸、コンビニ受け取り無料のサービスを開始

ECのミカタ編集部

ヤマト運輸(株)が提供している、ECでの購入時に商品を受け取るコンビニを選ぶことができる、コンビニ受け取りサービス。このサービスをEC事業者が導入する際の利用料が無料となり、公式ページがオープンした。

コンビニ受け取りサービスとは?

 今、物流業界の問題として、ライフスタイルの変化などにより、荷物を配達しても不在、再配達が増えているということがある。この問題を解決し、利用者の利便性を向上させるサービスとして、ヤマト運輸が取り組みを進めてきたのが、コンビニ受け取りサービスだ。

 このサービスを利用すると、EC店舗で注文した商品を、自宅や職場の近くなど、都合の良い場所にあるコンビニを指定し、受け取ることができる。ヤマト運輸では、現在(2016年7月29日時点)、全国25,000以上の店で利用することができる。このサービスをさらに広めるべく、ヤマト運輸は、コンビニ受け取りサービスを導入する際の利用料を無料とし、サービスを分かりやすく解説した公式ページをオープンした。

 コンビニ受け取りはヤマト運輸以外の物流会社でも提供されているが、従来、EC店舗がこのサービスを導入しようとすると、条件によって利用料がまちまちで、分かりにくく、興味を持っても導入に至らないという状況があった。今回のヤマト運輸の動きは、この状況を改善するために、大きな期待が持てる。

コンビニ受け取りサービスを利用するには

 このサービスを利用できるEC事業者としては、楽天では簡単に導入できるようになっており、自社サイトも開発は必要となるが、導入することができる(それぞれのサービス開始時期はお申込後にヤマト運輸から連絡される)。また、EC事業者だけでなく、カート事業者などにも導入を進めていきたいとのこと。荷物を受け取る側の利用者については、以前はクロネコメンバーズ会員に限られていたが、現在はクロネコメンバーズ会員でなくとも誰でも利用できるようになっている。

 コンビニ受け取りサービスを利用するには、商品購入時に、コンビニ受け取りサービスの利用を選択、受け取りたい店舗を指定する。ファミリーマートおよびサークルKサンクスでは店頭端末で受け取り手続きができ、それ以外では、本人確認証・印鑑・問い合わせ番号が分かるメール等の3点を持参すれば、レジで受け取ることができる。

コンビニ受け取りは今後広まっていくのか?

 コンビニ受け取りは非常に便利なサービスだが、配送のスタンダードとなるためには、まだまだ導入店舗が必要だ。EC事業者にとっては、すぐの売上につながるものではないが、注文した商品が受け取りやすいということは、その店舗への好感度、リピートにつながるはずだ。中長期的に考えた時に、今後、備えておきたいサービスだろう。

ヤマト運輸コンビニ受け取り公式ページはこちら


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