Google,インデックス集計でHTTPSの可視化
安全な接続のために
Googleは4月7日、ウェブマスター向けにインデックス ステータス機能の最新情報を通知した。これまでまとめて集計されていたHTTPとHTTPSサイトの情報が個別に表示され、より安全なHTTPS接続への移行をトレースできるようになる。
Googleでは安全な接続としてHTTPSの使用を推奨しているが、現在、HTTPS経由のデータ転送は全体の約 10%にとどまっている。今後より多くのウェブマスターがHTTPからHTTPSへ移行できるよう、同社は、サイトのインデックス ステータス機能を改良した。
これにより、プロトコル(HTTP と HTTPS)別や、確認済みのサブディレクトリ レベルでインデックス登録されたサイト URL を追跡できるようになった。サイトの異なるセクションを簡単にモニタリングできることが、実例で示されている。
インデックス ステータス グラフには「更新情報」(Update)という注釈が付き、データの収集の開始日を示す。インデックス登録方法や、登録された URL の総数は変わらない。
ウェブマスター ツールに表示されるデータのレポートで、サイトの改善状況が視覚的に確認できる。安全で快適なECサイト運営に役立てたい。