【まとめてみた】ヤマト運輸主要配送方法【目的別】

ECのミカタ編集部

 ヤマト運輸では、様々な配送サービスを取り扱っている。今回は主要な配送方法を目的別で大まかにまとめたので、どのような状況でどのサービスを利用するべきか参考にしてほしい。なお、詳細についてはヤマト運輸の公式サイトで確認していただきたい。

様々な配送方法をどう使い分ければいいか

目的別配送方法詳細
早く送りたい
・宅急便タイムサービス
 夕方までに預けた荷物を翌朝10時までに確実に届けるサービス(エリアにより預かり締め切り時間及び指定可能なお届け日時が異なる)

・超速宅急便
 夕方までに預けた“東京・関東と北海道”間、“東京・関東から九州”(九州はお届けのみ)、“東京・関東から沖縄”の荷物を翌日午前中から配達するサービス。(エリアにより預かり締め切り時間及び指定可能なお届け時間が異なる)

小さいものを送りたい
・宅急便コンパクト
 宅急便60サイズよりも小さな荷物を「専用BOX・専用薄型BOX」の2種の専用BOXを使って手軽に送れるサービス。また、宅急便コンパクト発払いはコンビニエンスストアで送る、受け取ることもできる(受け取りはクロネコメンバーズに登録者が対象)。

・ネコポス
 法人・各種団体・個人事業主が対象の小さな荷物をポストに投函するサービス。宅急便レベルの翌日配達のスピード配送と配達時のタイムリーな情報提供を実現する。

冷たいものを送りたい
・クール便
 冷蔵タイプは0~10℃、冷凍タイプは-15℃以下の温度帯で、鮮度やおいしさをしっかり保ちながら配送をすることができるサービス。届け先が不在の場合、最大3日間宅急便営業所の冷蔵冷凍庫で荷物を保管してくれる。荷物を出す際は、予冷をする必要がある。

オークションで送りたい
・オークション宅急便
 ネットオークションで落札した商品を安心かつ簡単に決済と配送の手続きができるサービス。また、個人情報を非開示で送ることができる。

特定の場所まで送りたい
・ゴルフ、スキー、旅行、往復宅急便
 荷物を指定の場所に送るサービス。身軽に出かけたい場合に利用するといい。

大きいものを送りたい
・ヤマト便
 宅急便のサイズを超える3辺合計160センチ・重さ25キロ以上の荷物や1梱包あたりの価格が30万円以上を超える場合に利用できるサービス。また、任意で保険をかけて発送することもできる。


 今回挙げた目的別配送方法には、併せて利用可能なサービスもあるので、ぜひ、うまく活用して最適な配送をしてほしい。また、今回は取り上げなかったが、ヤマト運輸では他にもパソコン宅急便や美術便サービスなどの荷物の種類から選べる配送なども行っている。この他にヤマト運輸では、「クロネコメンバー割」などの、割引制度があるので、サービス面は他社に比べ充実しているといえるだろう。

 EC企業が急成長すると共に、EC支援企業も成長しているのだ。現状の物流に固執せずに、改めて物流を見直し、最適なものを選択することで、自社にとっても、お客様にとってもより満足のいくものになるのは間違いない。


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