楽天が連結子会社である楽天物流の吸収合併を発表
合併予定日は2014年7月1日
楽天株式会社(以下「楽天」)が、100パーセント出資の連結子会社である楽天物流株式会社(以下「楽天物流」)に対する吸収合併を取締役会で決議したことを発表している。
楽天の発表によると、合併予定日(効力発生日)は2014年7月1日となっており、楽天を存続会社とする吸収合併方式をとることで、楽天物流は解散するとのこと。
多様なニーズに対応する体制を構築へ
楽天物流は、インターネット上のショッピングモールにおける店舗等に対する物流代行サービスを事業内容としており、『楽天ブックス』や『ケンコーコム』、『楽天24』といった楽天グループのサービスにおけるEC物流を担当。
また、楽天の主力サービスである『楽天市場』に出店している店舗に対して、商品の入出荷や保管、カスタマーサービスなどを含む各種VAS(バリューアデッドサービス)による総合フルフィルメント&ロジスティクス・サービス『楽天スーパーロジ』の提供も行っている。
楽天では、今回の吸収合併により『楽天スーパーロジ』を含めた楽天物流が持つ物流サービス関連資産を吸収することで、取引先やユーザーからの多様なニーズに対応する体制を構築していくことを目指すという。