荷物追跡だけじゃない。「ウケトル」がEC店舗と連携可

ECのミカタ編集部

 不在再配達のない世界を目指す株式会社ウケトル(以下、ウケトル)が提供する、宅配の荷物追跡及び再配達依頼が簡単便利なiPhone用アプリ「ウケトル」が、ECショップ向け機能をリリースした。

朗報!EC店舗に嬉しいウケトルのサービスとは

 「ウケトル」は荷物を追跡するだけではなく、ワンクリックでの再配達機能・再購入機能を備えた簡単かつ便利なアプリだ。再購入機能というのはつい最近備わった機能であるが、今回、更にEC店舗に向けた機能が提供されることとなった。「ウケトル」の進化のスピードには驚かされる。

 今回提供されるEC店舗向け機能というのは主に3つ。

①「ウケトル」API(アプリケーションプログラムインターフェイス)との連携サービス
 EC店舗は「ウケトル」と連携することにより、自社が発送した荷物を手軽に追跡することができる。また「ウケトル」内の連携対応ECショップ一覧にEC店舗名が掲載されるため、新規顧客の囲い込みにも役立つことだろう。「ウケトル」は個人情報も一切保存しないので、安心して「ウケトル」の全ての機能を利用することができる。

②「ウケトル」OEMパッケージの提供
 EC店舗は※自社のアプリ内に「ウケトル」の機能をそのまま組み込めるため、配送状況を知らせるプッシュ通知や任意のメッセージ送信を活かし、顧客の満足度を上げることができるはずだ。また、EC店舗のアプリのデザインを崩さずに「ウケトル」の各機能を利用することができるので、ブランドイメージを壊すことはない。
※自社アプリを持つEC店舗が対象

③広告サービスの提供
 基本形式はバナー型の広告で、「ウケトル」内にEC店舗の商品を表示することができる。その広告がEC店舗への導線となり、購買へと繋げられることはもちろん、マーケティングツールとしても活用できる。

ウケトルで顧客を“生涯顧客”へ、EC店舗が受ける影響

 「ウケトル」も問題視している“不在再配達”だが、どのような問題が潜んでいるだろうか。

 配送業者からすれば、無駄なコストや時間の発生、事故リスクの増加などが考えられるが、EC店舗からしても、配送業者と顧客の間で何らかのトラブルが起きた場合にクレームに繋がる可能性が考えられる。だとすると、EC店舗にとっても“不在再配達”というのは店舗の質を下げかねない大きな問題だ。

 だからこそ「ウケトル」は不在再配達を解消するべく、大手3社配送企業、更には楽天やAmazonなどと連携することで、一般消費者とEC店舗とのすれ違いを防ぐことに努めている。

 冒頭でも述べたが、「ウケトル」はもはやただの荷物追跡アプリではない。EC店舗の集客や販促までもを担っており、EC店舗における顧客満足度の向上に貢献している。なので、使い方次第で売上にも大きく影響してくるはずだ。

 「ウケトル」をはじめとした様々な企業のツールを活かし、EC店舗に訪問する顧客を“生涯顧客”に変える工夫をしてみてはいかがだろうか。

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