アプリ「ウケトル」がZOZOTOWNと連携、再配達問題を解決へ

ECのミカタ編集部

株式会社ウケトル(本社:東京都千代田区/代表:横濱悠平)が運営する再配達問題解決アプリ「ウケトル」は、10月より「ZOZOTOWN」と連携。人気ファッション通販との連携で、ユーザーと配達業者、双方のニーズにこたえる。

再配達問題を解決する「ウケトル」とは

再配達問題を解決する「ウケトル」とは

「ウケトル」は株式会社ウケトルの運営するアプリ。Amazon、楽天市場、ZOZOTOWN等大手ネット通販のアカウントを登録しておくことで、購入時に自動的に連動し、品物の到着を教えてくれる。

簡単に配達状況を確認できることから事前に不在配達を防いだり、また、受け取れなかった際の再配達依頼もワンクリックで可能な、今の通販時代を支えるアプリケーションだ。すでに20万ダウンロードを達成。日本で一番使われる宅配追跡アプリになっており、日本で一番再配達削減で社会貢献するアプリともいわれている。

≪主な機能≫
・荷物状況通知(すぐそこ通知、不在通知、発送通知)
・ワンクリック再配達
・ワンクリック再購入
・荷物追跡(配送リスト)
・履歴管理(配達完了、再購入、各アカウント等と連動した履歴保存)
・配達履歴をSNS等で受け継ぎ

人気通販ZOZOTOWNとの連携

ファッション通販であるZOZOTOWNは20代からの人気も高く、ウケトルユーザーからの要望も多かった。

Amazonや楽天市場といった大手通販サイトに加えZOZOTOWNも連携ができることで、対象となる配送が大幅に増加する。ZOZOTOWN利用者の利便性が上がり、顧客満足度向上にも繋がるだろう。

再配達を約2割削減

再配達を約2割削減

「ウケトル」では”発送通知”や”すぐそこ通知”などの細やかなお知らせ機能が充実している。不在の際には事前に在宅時間を知らせることができることもあり、再配達防止につながっている。リリースから10万ダウンロードを超えた時点で、再配達件数のうち約2割相当が事前に不在配達を防ぐという実績も残した。

今後、対応数が増加することでさらなる再配達削減が見込まれ、宅配ドライバーの負担軽減・CO2削減・宅配会社のコスト軽減に貢献していくという。

「受け取る」ことに特化

受け取るユーザー側の都合であったり、そもそも時間指定ができないなどの理由により再配達問題は起こっており、引き続き各所の意識や仕組みの改革が求められている。

現在、各社が再配達削減に向けて施策を打っているものの、最終的に再配達になってしまうか否かは受け取り手である消費者に委ねられている。「ウケトル」が浸透することで、「受け取る」ことにも責任があると、多くのユーザーが気づくかもしれない。

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