SHOPLISTにWEGOが登場、中小店舗が出店するメリット

ECのミカタ編集部

 クルーズ株式会社(以下、クルーズ)が運営するファストファッション通販『SHOPLIST.com by CROOZ』(以下、SHOPLIST)に、年商約350億を誇るストリートブランド「WEGO」が新規オープンした。

「SHOPLIST」が支持される理由は整った環境に有り

「SHOPLIST」が支持される理由は整った環境に有り

 実店舗・EC店舗を含め、全国に175店舗を展開する「WEGO」は、東京・原宿のストリートから発信されるスタイルをメインに、オリジナル性の高いものや中古服を取り入れた、“半歩先”の最新トレンドを提案するブランドである。そんな「WEGO」が、今回「SHOPLIST」にて店舗をオープンさせた。

 「SHOPLIST」は、レディースからメンズ・キッズまで幅広いジャンルのファストファッションブランドのアイテムをまとめて購入できる通販サイトであり、2012年7月にサービスを開始して以来、4年目となる2016年3月期の売上高は約150億円にまで拡大しており、多くの人から支持されている。

 この4年間で「SHOPLIST」がここまで規模を拡大した理由には、テレビCMの放送、積極的な新規ブランド獲得、商品数の強化、当日配送を始めとする物流の強化、多様なログインシステム・決済システムの導入、さらにはスマートフォンアプリの提供といった、様々な角度から顧客の利便性を高める戦略を行ってきたことが関係しているのだろう。

 また「SHOPLIST」は、顧客にとって利用しやすいECなだけではなく、出店するEC店舗にとっても顧客満足度を上げながら売上を伸ばす環境が整っているのだ。

 特にスマートフォンアプリに関しては、これからの時代、更に必須ツールとなってくる。しかし、アプリ開発にかかる時間やコストを考えると、中小のEC店舗が自社アプリを持つにはハードルが高い。だからこそ、アプリを展開している「SHOPLIST」のプラットフォームへ出店することは、それまで獲得できていなかった顧客に対してアプローチする機会にも繋がるといったメリットがある。
 
 実際に「SHOPLIST」のiOS版・Android版のアプリの累計ダウンロード数は、今年3月時点で200万、8月時点で300万を突破しており、急速に多くの顧客にダウンロードされていることがわかる。そして今回、「WEGO」が新規出店することによって、そのスピードは益々加速するのだろう。

 今後も「SHOPLIST」は、複数ブランドの商品をまとめて購入・受取ができるという利点を最大限活かし、顧客の求めるブランドの取り扱いに注力していく。


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