【コラムランキング】10/31~11/4に読まれたコラムTOP3

ECのミカタ編集部

 こんにちは。今回は10月最終日に掲載されたコラムも含めた、11月最初のランキング発表となります。月の移り変わりにはどのようなコラムが読まれたのでしょうか。ちなみに、10月の月間ランキングを発表した「10月のコラム振り返り~売れるLPの作り方~(https://goo.gl/Tlzntr)」も掲載しております。10月最も読まれたコラムはどのコラムなのか。こちらも合わせてご確認ください。さて、10/31~11/4に掲載されたコラムは全8本。どのコラムがランクインしたのでしょうか。

3位 ソウルドアウト株式会社 金子史人さん

3位 ソウルドアウト株式会社 金子史人さん

ECサイトの成功の鍵とは? 成否を分ける「リピート顧客」攻略法【第2回】

 ソウルドアウト株式会社のコラムでは、毎回コラムニストさんが交代でノウハウを公開してくださるのですが、今回は金子さんがこれまで担当してきたリピート通販の成功事例を基に、これからECサイトを始める人やECサイトの新人担当者に向けて、リピート通販の構造や取り組み方をまとめていただきました。

 まず最初に、金子さんはECサイトの成否を分けるのはリピート顧客だといいます。実際に、成功しているECサイトにはリピート顧客がより多く集まる傾向があり、コラムでは失敗しているECサイトと並べたグラフでその違いを公開しています。

 しかしなぜリピート顧客がECサイトの成否に関係するのでしょうか。実際にECサイトを運営されている方であればお分かりかと思いますが、ECサイトが新規顧客・リピート顧客に対してすべき訴求はそれぞれで異なってきます。新規顧客に関していえば、まずお試し商品や初回限定価格などを提示して訴求を図るため、新規顧客の購入金額は必然的に低くなってきますし、そもそも集客するための広告費も上乗せされます。

 だからこそ、リピート顧客を増やすことがECサイトが成功する=売上を伸ばすことに繋がるのですが、ではどのようにしてリピート顧客を増やせば良いのでしょうか。コラムでは、リピート顧客を増やすための2つの取り組みを紹介しています。

ECサイトの成功の鍵とは? 成否を分ける「リピート顧客」攻略法【第2回】

2位 株式会社 売れるネット広告社 前川剛さん

2位 株式会社 売れるネット広告社 前川剛さん

【大公開!!】ネット通販の勝ちパターンの裏に存在する“心理学”とは??

 2位を獲得した前川さんのコラムでは、ECサイトでも活用できる心理学を4つ紹介しています。例えば、コラムでも紹介されている「バンドワゴン効果(多数派有利)」は、サクラを使ってその場の雰囲気を意識的に作り、そのムードや勢いに乗ってこちらの目的に持ち込む方法なのですが、ECサイトにおいてはどのような場面で活用されているでしょうか。

 実はこのバンドワゴン効果は、化粧品や健康食品などでよく見られる「○○%の方が満足したと言っています」や「○○%の方が定期に申し込んでいます」といったような表現で、大多数の後押しがあると認識してもらい、購入を促すという施策に転用されているのです。確かに、自分が購入を検討している商品に対して、他人の意見が見える方が商品への信頼度が増しますよね。

 また、禁止されるとかえって余計にその行為をやってみたくなる心理「カリギュラ効果」は、ECサイトの広告原稿、特にバナー広告でよく見られる技法だといいます。「本気で痩せたくない方は、絶対にクリックしないでください!!」など、あえて禁止することで興味を掻き立て、それと同時に顧客の本気度をあげることができるのだとか。

 こうした心理学は、システムを導入するよりも簡単に、今すぐにでも実践できることなので、是非試してみてはいかがでしょうか。

【大公開!!】ネット通販の勝ちパターンの裏に存在する“心理学”とは??

1位 ゲキハナ 古屋悟司さん

1位 ゲキハナ 古屋悟司さん

【第5回】最高値でも定番となる商品を作り上げる方法〜農家さんとともにコトを売り、一つの商品が売れ筋に育つまで〜

 堂々の1位は、ゲキハナ 古屋さんです!今回は「コトを売る事例として、1つの商品が定番化したお話」として、ゼラニウムというお花がゲキハナの定番商品のひとつになるまでのエピソードを語っています。

 ことの始まりは、「ゼラニウムをインターネットで販売してほしい」という農家さんの一声でした。しかし、その依頼に対して古屋さんは頭を抱えます。というのも、販売してほしいと頼まれたゼラニウムは1つの種類だけが数万鉢も用意されており、色も一般的な赤い色とのことで、正直売れる気がしなかったのだとか。

 しかし、古屋さんは“モノの価値を変える”という視点で、ある工夫を加えてそのゼラニウムを市場の4倍もの価格で販売し、結果としてゲキハナの定番商品のひとつとして育て上げました。

 一体どのような工夫で、商品をお客様にとって価値のあるものに変えていったのでしょうか。EC事業者だからこその視点で展開される古屋さんのコラムは、EC事業者である読者の方もきっと共感できる部分が多いはずです。

【第5回】最高値でも定番となる商品を作り上げる方法〜農家さんとともにコトを売り、一つの商品が売れ筋に育つまで〜

今週の注目コラムはこちら

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■注目コラム
・【第3回】アパレル企業必見!EC,店舗全てに活用できるトレンドの商品の撮影方法!
https://www.ecnomikata.com/column/11952/

 f.f.b.株式会社 木村麗さんのコラムでは、一眼レフやデジカメなどを一切使わず、スマートフォンだけで美しい写真が撮影できる方法を公開しています。特に今回は対象を「アパレル」商材に絞ってコツを披露しています。ECサイトに掲載する写真をご自身で撮影されているEC事業者さんや、SNSを活用されているEC事業者さんは是非木村さんの技術を真似していただき、自社のブランドを写真からも最大限に表現してみてください。

■10/31~11/4その他の掲載コラム

・【第4回】アイディア次第でよくある原料が最大の差別化に
https://www.ecnomikata.com/column/11570/

・ネットショップの出店時におさえておきたい7つのポイント4~5【全3回】
https://www.ecnomikata.com/column/11846/

・勘違いしてはいけない!デジタル業界あるある「生業」と「仕事」の違い
https://www.ecnomikata.com/column/11787/

・【第5回】日本初のフリマアプリ「フリル」とCtoCの変化~効果の出るCMの仕掛け方
https://www.ecnomikata.com/column/11877/

(掲載日順)

 今週は楽天株式会社の2016年度 第3四半期決算が発表されましたね。会社全体の業績はさることながら、EC事業でいえば今年9月に買収したCtoCフリマアプリ「フリル」を運営する株式会社Fablic(以下、Fablic)との今後の事業改革にも注目が集まりました。そのFablicですが、「フリル」を世の中に送りだし、多くのユーザーを獲得するまでの軌跡をコラムで公開 していますので、こちらも是非ご覧ください。次回もお楽しみに!


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