Yahoo!検索大賞 発表!欅坂46,りゅうちぇる等ヤフー検索 今年の顔
欅坂46、りゅうちぇるなど、納得の顔ぶれ。
一人一人がスマホやPCに向かって起こした行動が世の中を動かす。ビッグデータが意味を持つ時代なのかもしれない。そんなことを、ヤフー株式会社が開催した「Yahoo!検索大賞」で感じた。
ヤフー執行役員の片岡氏は、席上こんな話をした。「検索行動というビッグデータは、日本人の興味関心をそのまま表しているすごいものなのだと思います。今回「Yahoo!検索大賞」を用意することで、検索を通して、前年から比べ、検索数が最も急上昇したパーソン、プロダクト、カルチャーを今年の顔として表彰しようと考えました」と。
その言葉が示す通り、この大賞のポイントは、今までのアワードのように、一部の審査員のような特定の誰かがえらびだす、といったものではなく、検索ゆえ、審査員にあたる存在は、ヤフーを使っていただいている国民のすべて、ということにあると言っていい。そこが画期的だ。
受賞したのは
ミュージシャン部門:藤原さくら
声優部門:中村惣一
アスリート部門:福原愛
作家部門:村田沙耶香
モデル部門:りゅうちぇる
お笑い芸人部門:カズレーザー
女優部門:高畑充希
アイドル部門:欅坂46
アニメ部門:おそ松さん
映画部門:君の名は。
ゲーム部門:ポケモンGO
小説部門:君の膵臓をたべたい
ドラマ部門:真田丸
流行語部門:PPAP
スペシャル部門:卓球
飲料部門:キリンメッツ
家電部門:PlayStationVR
車部門:エスティマ
コスメ部門:エスティローダー婚活リップ
食品部門:スーパー大麦グラノーラ
スイーツ部門:幸せのパンケーキ
他にも、ECに関連するところでは、お取り寄せ部門:格之進 メンチカツ といったところもある。
大賞は「DEAN FUJIOKA」
他にも、面白いのは、ローカルカテゴリーと言って、特定の地方で多く検索されたものに賞を送っており、東京都で検索が多かったのは「小池百合子」だった。小池百合子 東京都知事もコメントを寄せ「検索を通して、都政に対して関心が高まればいいなと。責任を取り、世の中を牽引していかなければいけない。都政のために頑張りたい」と触れている。
そして、栄えある大賞に選ばれたのは「DEAN FUJIOKA」。
DEAN FUJIOKA氏は、「日本ではないところで生活してきたので、日本でこうやって仕事をするようになって、日本でこれだけ多くの人に検索されたということの意味を思います。みなさんに感謝をしたいと思います。」と喜びを語った。
最後に、ヤフー宮坂 学社長は、「ヤフーには年間9000億回もの回数、クリックされています。そこには、多くの人の潜在的な意識が込められていると思うのです。多くの人にとって身近で、検索をきっかけに人々の痒いところに手が届き、また心の奥底にある悩みに答えられるヤフー検索でありたい」と締めた。
多くの人にとって、ネットが身近になればなるほど、検索が世の中を映し出す真実たりうる存在感は増す。スマホなどが浸透し、一層、検索が映し出す真実はよりリアルになっていくだろう。何が検索されているのか、という事実はネット通販におけるマーケティングにおいても押さえておきたい要素であることは、間違いない。