【比較してみた】楽天・ヤフーの年始商戦~2017年
年が明け、モール各社でも年始商戦で盛り上がっている。ECサイトも年始商戦のために、昨年から準備を行っていたのではないだろうか?今回は大手モールである楽天/ヤフーで開催されている「初売り・福袋特集」について調査し、比較した。
楽天市場とYahoo!ショッピング、戦略の違いとは?
上の表に、楽天市場とYahoo!ショッピングで開催されている「初売り・福袋特集」についてまとめた。ジャンルの詳細が知りたい方は、ぜひこちら(https://www.ecnomikata.com/knowhow/detail.php?id=12996)ダウンロードしていただきたい。
楽天市場の特徴としては、初売り・福袋ともにジャンルを豊富に用意し、ユーザーの様々なニーズに対応している。特に福袋においては、特定の分野を指定したジャンル展開ではなく、「訳ありでお得な福袋」などといった感覚的に選べるものを多数用意している。そのため、ユーザーへ選ぶ楽しみを提供している。
一方のYahoo!ショッピングは、シンプルなジャンル分けを重視している。そのため、購入したいものが明確になっているユーザーにとっては商品を選びやすい。福袋においては、大きく2ジャンルに分けたあと、細かい5ジャンルに分かれている。これもシンプルでわかりやすい作りだと言えるだろう。
今回、Amazonは大規模な特集ページを開設していなかった(1月10日現在)。福袋というものは、店として売り切りたい商品を取り入れて、通常よりもお買い得にする。そして商品単体で販売するよりも価値を上げるものだ。よってAmazonのように商品単位をベースにしているサイトでは、福袋はあまり見られないだ