株式会社いつも.が「IRCE」の日本代表公式ライセンスパートナーに

EC総合支援の株式会社いつも.(本社:東京都港区、代表取締役:坂本守)は、世界最大のECイベント「IRCE(アイアールシーイー)」(Internet Retailer Conference and Exhibition)などの展示会の運営を手掛けるGeorge Little Management(以下GLM)と、「IRCE」の公式ライセンスパートナー日本代表としてのライセンシー契約を締結したと発表した。

いつも.は日本での「IRCE」の認知・普及、米国EC情報などを手掛けている。将来的には「IRCE」の日本版イベントの開催も視野に入れる。

日本で「IRCE」を認知・普及させ、ECの先端情報の発信が役割

「IRCE」は毎年6月に米国・シカゴで開かれている世界最大のECイベントで、今年で10周年を迎えた。近年では日本のEC関連企業も参加するようになり、日本でも徐々に認知度は高まっているようだ。

「IRCE」の公式ライセンスパートナーの役割は、日本で「IRCE」を認知・普及させ、ECの先端情報を発信していくことにあるとしている。具体的には、毎年開催される「IRCE」および2014年11月に第1回が開催される「IRCE ASIA」でのスピーカー選定、スポンサー募集、出店枠の販売、参加申し込み受付、参加ツアー実施などを行う。

これらのイベントに関連した役割とともに、GLMと随時情報共有をすることで、米国初の最新のEC情報をいち早く入手する。日本の小売・流通業者、EC事業者が世界の最新トレンドに手軽にアクセスできる環境を整えていくとしている。

「IRCE」について

2014年6月10日〜13日にシカゴで開催され、10回目を迎えたECイベント。ITやEC事業者、卸売業者、消費者向けのマーケティング担当など、40ヶ国以上から1万人以上の参加者が来場し、4日間で200以上の全セッションを約15万円で公聴できる。

講演は、オムニチャネル、ソーシャルメディア、スマートフォン、SEOなどテーマは多岐に渡り、米国で有名なIT・EC企業の経営者が講演した。2013年の基調講演では楽天株式会社の代表取締役CEO会長の三木谷浩史氏も参加している。

株式会社いつも.について

創業以来、インターネット通販に特化した事業を行なっている。インターネット通販事業の成功に必要な集客、制作、販売、システム、コンサルティング、海外進出サポートなどをワンストップで提供している。また、全国のEC事業経営者・店長向けのセミナーを1週間に約2回のペースで実施しており、延べ4000社のEC事業者が参加している。

2014年4月には、「IRCE」の講演を日本で初めて公式DVDとしての販売を開始している。

いつも.の取り組みで海外の情報がいち早く日本に

今まで、「IRCE」のような海外のイベントで最新の情報を得るには、現地に直接赴くほかなかった。しかし、高額な旅費の負担や言語の壁が大きな障害となっていた事業者も少なくないだろう。

海外のイベントで得られる情報を、いち早く入手したいユーザーは多い。今回のいつも.の取り組みのように、日本のEC事業者により早く海外の情報が届けられるということは、今後のEC業界にとっても欠かせないものとなっていくだろう。