アクティブコア、購買率向上のAI搭載レコメンド機能を発表

ECのミカタ編集部

株式会社アクティブコア(本社・東京都港区)はデータ分析・レコメンド・マーケティングオートメーションで企業マーケティングを支援する会社。この度、そのアクティブコアが「activecore marketing cloud」のレコメンドエンジンに機械学習やディープラーニングを組み込んだ新アルゴリズムを搭載する事を発表した。さらに精度の増したレコメンドエンジンでこれからのマーケティングはどう変わっていくのか。

より確実に購入に導くためのレコメンドアイテムを発見し、提示する

より確実に購入に導くためのレコメンドアイテムを発見し、提示する

近年、AI技術の発展はめざましく、人工知能の実社会やビジネスへの適用は加速度的に拡大している。様々な機能が自動化・最適化されつつあり、その中でも特にディープランニングと呼ばれる技術は、人が教えることなくデータにより物事を学習し、顧客に取って最適な値を出すよう調整しながら精度を高めてくれる。

アクティブコアは「activecore marketing cloud」というマーケティングプラットフォームに、新たにディープラーニングを取り入れたレコメンドアルゴリズムを搭載した。これにより「メール配信時間の最適化」など新しい機能を実装することができ、より精度の高いレコメンドを自動で実現する事が可能となった。

より精度の高いレコメンドを顧客に提示することで、購入率は格段に上がるだろう。アクティブコアのプレスリリースによる自社検証によれば、ディープラーニングを活用したレコメンドでは予測確率が20%程度上昇することが実証されたと記述されている。

人工知能がもたらす作業の効率化とこれからのマーケティング

予測購入確率が20%程度上昇するという事も素晴らしいが、もう一つ大事な効果がある。マーケティング担当者の単純作業や繰り返し作業が削減され、業務の効率化が図れるということだ。

これまでマーケティング担当者が行ってきたレコメンドの設定作業等は自動的に顧客単位で自動的にチューニングされるため不要になる。また機械学習により、より精細なデータも蓄積され、顧客にとっても欲しい情報がダイレクトに届きやすくなるので、購入率も向上していくだろう。

こういった「単純作業」というものはこれからの時代どんどん削減されていくはずだ。そして、新たなビジネスの提案や、新しいマーケティングの形が構築されていく。ディープラーニングはより精度を増していき、マーケティングオートメーションの波はすぐそこまできている。今後のAI市場の発展に期待したい。


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