楽天が「楽天いどうとしょかん」を島根県でも運行開始
福島県、岐阜県に次いで島根県でもスタート
島根県と楽天株式会社(以下 楽天)は、教育分野での新たな官民共同事業として、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」を7月26日より島根県内で運行を開始すると発表した。
「楽天いどうとしょかん」は、福島県の子供たちへの教育振興・復興支援の一環として2012年12月21日から車両型移動図書館として運行を開始。
書籍はもちろん、電子ブックリーダー「kobo Touch」も搭載し、地域コミュニティーの活性化を役割としてこれまで多くの子供たちや父兄などに利用されてきた。地域コミュニティーの活性化のほか、地域活性化を新たな目的として、今年5月には岐阜県でも運行を開始している。
「子ども読書県しまね」の実現を推進
島根県と楽天は、2010年に包括連携協定を締結。以来、「楽天市場」での物産展の実施や「楽天銀行」でのふるさと納税の受付など、様々な連携を行ってきた。
島根県は「古事記」や「万葉集」など、日本の古代文献資料に県内の景観が多く描かれており、「子ども読書活動推進事業」で子供たちへの歴史や文化の継承に取り組んでいる。今回の運行では、地域コミュニティーや地域の活性化のほか、地域の文化や歴史の継承も目指していく。