「Yappli」でオムニチャネル化。顧客に寄り添ったアプリを簡単作成
株式会社ヤプリ(本社:東京都港区)が提供するアプリ運営プラットフォーム「Yappli」にて新機能「バーコードリーダー機能」が 2017年4月11日よりスタート。アプリ内でカメラを起動し、バーコードやQRコードを読み取ることで、商品をチェックし、自宅で購入するといった行動がシームレスに行われるとしている。
「Yappli」というアプリ運営プラットフォームをご存知だろうか。「Yappli」を使えば、自社で簡単に素早く高品質なアプリを立ち上げることが可能だ。様々なデザインテンプレートに、必要な機能を実装し、コンテンツを登録するだけで、簡単に自社アプリが作れてしまう。難しいプログラミングなど一切不要だ。
iPhoneとAndroid用のアプリを同時に作成することが可能。OSのバージョンアップも即座に対応してくれる他、プッシュ通知やクーポン発行、GPSでの店舗サーチ、動画やアニメーション等の機能も簡単に埋め込むこともできる。というように「Yappli」には様々な機能があり、その機能を自社のサービスやコンテンツに合わせてチョイスするだけで、顧客のユーザビリティや成果を格段に向上させてきた。
「バーコードリーダー機能」で広がる情報量
今回その機能の中に「バーコードリーダー機能」が新たに実装されると発表があった。アプリをダウンロードしたユーザーが、アプリ内でカメラを起動し、バーコードやQRコードを読み取ることで、商品の詳細な情報を得ることができる、というもの。
オムニチャネル化が進むことにより顧客側の入り口が、実店舗でも雑誌やインターネット上からでも可能になる。そして、アプリを通すことで商品のより詳細な情報や、クーポンなどのお得な情報、商品の使い方やアレンジ方法なども知ることができる。
自宅に帰ってECを利用して購入することも、もちろんその場で購入することも可能なので、顧客のユーザビリティはもちろん、企業の売上の向上にも繋がる。
オムニチャネル化で顧客のためのECサイトを
昨今、リアルの店舗もECも巻き込んだオムニチャネル化が急速に進んでいる。今回の「バーコードリーダー機能」は顧客による商品情報入力の手間を最大限省いた上で、圧倒的に多くの情報を与えることができることに成功している。顧客の行動データも逐一データ化されるので、次の一手を打つ上で参考にしやすい。
【店舗の数x店舗の平均売上】の時代は終焉を迎え、これからの時代は【顧客の数x顧客の平均売上】になってくる。一顧客にどれだけ情報を受け取ってもらえるか。そして購入に繋げられるかがECサイトにとって大きなカギとなってくるだろう。