一番疲れているのは何時?「つぶやき」を分析したデータを公開~Yahoo!JAPAN

ビッグデータを利用したレポート

ヤフー株式会社(以下 Yahoo!JAPAN)は7月16日、「Yahoo!JAPANビッグデータレポート」を公開した。「Yahoo!JAPANビッグデータレポート」はこれまで、選挙や景気など、国民の生活に密接しているテーマを取り上げている。

今回は日本人の感情や感覚の変化を、ビッグデータを利用して可視化できないか考え、「Yahoo!検索(リアルタイム)」の元データとなる、Twitterなどでの投稿から抽出した特定の言葉を分析対象として採用。人々が日常的に興味・関心のあるテーマとして新たに展開している。

感情や気分などのツイートを時間ごとに集計

今回のレポートでは、「人はいつ『楽しい』や『つらい』と感じるのか? ~つぶやき分析で見えた感情の推移~」として、約1ヵ月の期間、日本人の24時間ツイート数を集計。もっともツイート数が多くなるのは22時台であることが分かった。

そこで、「疲れた」という言葉を含んだツイート文を時間帯別に調査したところ、22時台にピークを迎える全体のツイート数に比べ、一番疲れが溜まるといわれる17時台に「疲れた」というツイートがピークを迎えるという、興味深い結果となった。

レポートでは他にも、「痛い」「緊張」など特定の言葉を独自に抽出し、一日のうちでそれぞれの言葉の割合が高まる時間帯をグラフ化。Twitterなどを利用する日本人が、どんな感情で一日過ごしているのかが見て分かる内容となっている。「Yahoo!JAPANビッグデータレポート」は今後も興味・関心に応えるレポートを発信していく。