Yahoo!トラベル、プレミアム会員向け新キャンペーンを開始

ECのミカタ編集部

 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)が運営するインターネット旅行予約サービス「Yahoo!トラベル」は、6月6日より「Yahoo!プレミアム」会員(以下、プレミアム会員)向けの新たなキャンペーン『今すぐポイント割引』を開始した。

 このキャンペーンでは、プレミアム会員の方は“いつでも”「Yahoo!トラベル」に掲載している国内約5,000施設の“ヤフープラン”が、宿泊代金5%分以上もお得に予約することが可能になる。現地支払いの場合は、通常特典として獲得できる宿泊代金1%分のTポイントに、上乗せ特典として4%分が即時値引きされ、合わせて5%分お得に予約できる。さらに、予約時にオンライン上でクレジットカードにて決済を行った場合は、上乗せ特典の即時値引きを5%分受けられるため、通常特典の1%分のTポイントと合わせると、6%分もお得になるという。

 「Yahoo!トラベル」では、クーポンなどとは異なり、“いつでも”ヤフープランの宿泊プランが、一律で4%分以上の即時値引きというキャンペーンを提供することで、今まで以上にユーザーに「Yahoo!トラベル」でのお得さを実感してもらえるのではないか、としている。

 また、2017年2月より提供している『ヤフープラン限定 Yahoo!プレミアム会員ならいつでもTポイント5%以上』キャンペーンも引き続き実施する。これによりプレミアム会員の方は、これまでと同様に上乗せ特典分をTポイントとして獲得するか、新たに追加した本キャンペーンで上乗せ特典分をポイント割引で即時利用するかを、予約時に選択できるようになったという。

集客のハブになってくれるサイトとどう付き合っていくのか

集客のハブになってくれるサイトとどう付き合っていくのか

 いまや旅行の予約は全体の4割がオンライン予約であると言われている。OTA(Online Travel Agent)は海外事業者の日本市場への参入も増えている。そうした中、今回の「Yahoo!トラベル」のキャンペーンなど、各社集客に必死だが、Yahoo!や楽天の強みは旅行予約から物販ECをはじめとした他のサービスにつなげることができるという点だろう。

 ポイントなどが有効に使える点でユーザーへの訴求率は高い。急成長を見せるOTA各社の中でも値段以外のところで付加価値を提供できる事業者は有利だろう。EC事業者にとってはYahoo!や楽天のような集客のハブになってくれるサイトとどう付き合っていくのか、向き合っていくかがこれから先、問われていくのではないだろうか。

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