多国語サイト化に!ハイブリッド型Web翻訳サービス「FonTrans」

高品質の多言語サイトを手軽に制作・運営が可能

2014年7月24日、ソフトバンク・テクノロジー株式会社は「Webフォント」と「翻訳」を組み合わせた独自のサービス「FonTrans」をリリースした。

「FonTrans」では文字データの表現力をアップする「Webフォント」と、プロ翻訳者による「人間翻訳」、「機械翻訳」、学習機能を備えた翻訳メモリを組み合わせて利用できるため、高品質の多言語サイトを手軽に制作・運営できる。原文の抜き取り・翻訳・コーディングなど、サイトを多言語する際に必要な全プロセスを極限まで効率化しているのが特徴だ。

具体的には、まず日本語のサイトを翻訳者が人間翻訳し、「ネイティブに通じる翻訳」を実現。人間翻訳されたデータは全て、サイトごとに学習する翻訳メモリへ蓄積されていくため、使うほどに翻訳が効率化・高品質化しスピードアップが可能となる。将来的には大幅なコスト削減にもつながる仕組みだ。

利用の開始が、既存の日本語サイトにJavascriptを1行挿入するだけで良い手軽さも魅力。問い合わせや資料請求は外部リンクを参照のこと。

2020年に開催予定の東京オリンピックなど見据えて

同サービスは翻訳を手がける八楽株式会社とソフトバンク・テクノロジー株式会社が協働で提供。

2020年に開催予定の東京オリンピックや政府の掲げる観光立国方針などにより、ビジネスにおいても海外を対象としたものが増えてくると考えられている。

同サービスは多国語サイト化のスタートアップはもちろん、今後質の高い多言語サイトを運営したい企業にとっても最適だと言える。