「FASHION CHARITY PROJECT」に見る社会貢献とECの相性
ファッションECサービスを展開する株式会社waja(本社:東京都港区⿇布台)が運営する、不⽤なファッションアイテムの寄付と買い物で社会貢献できる「FASHION CHARITY PROJECT」が、すべての⼥性がセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを享受できる世界を⽬指す「I LADY.」の寄付商品の販売をスタートした。
「FASHION CHARITY PROJECT(以下「FCP」)」は、「⽇本に新しいチャリティのカタチを提供する」ことを⽬的に、「善意」だけでなくドナーのメリットをベースにした新しいチャリティモデルを提供しているECサイトだ。
ドナーは不⽤になったファッションアイテムを⽀援したいNPOを選び寄付。寄付された商品を「FCP」がリユースファッションとして販売。ドナーは売上の最⼤50%を寄付⾦控除として節税が可能になる。という仕組みのもと運営している。
その「FCP」で新たにの寄付商品の販売を開始したのが「I LADY.」だ。
「I LADY.」ではすべての⼥性がセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを享受できる世界の実現を目的としている。つまり⼥性が⾝体的・精神的・社会的な健康を維持し、⼦どもを産むかどうか、いつ産むか、どれくらいの間隔で産むかなどについて選択し、⾃ら決定する権利を訴求していくというプロジェクトだ。
⼥性たちが⾃分の体や性と向き合い健康に⽣きるためのきっかけを作る活動を通じ、⽇本も途上国も、世界中のすべての⼥性が内⾯から健康的に輝けることを⽬指している。
購入者だけでなくドナーにも享受されるメリットの形
こうした社会活動的な動きにもECを取り入れる団体は増えてきている。購入者としては寄付や支援の証として物が手元に残るのは、嬉しいはずだ。また、ドナーも売上の最⼤50%を寄付⾦控除として節税が可能になる点でもメリットがある。FCPでは様々な活動を行っている団体を幅広く知ることができるので、認知度向上にも繋がるだろう。
ECの持つ可能性や有益な利用方法はアイデア次第でまだまだ活用できるし、今後ますます増えていくだろう。クラウドファンディングなどもそういった側面を持っている。社会性やソーシャルグッドな活動との相性は良いので今回ご紹介した「FCP」などのプラットフォームも知っておくと良いだろう。あなたに救える誰かがいるかもしれないのだから。