ネットユーザーと「香り」の関係、面白プロファイリング
フレグランスはネットユーザーのアイテム?
ネット行動ログ分析サービスを行っている株式会社ヴァリューズは、同社マーケティングサービス「VALUES eMark+」で柔軟剤など衣類フレグランススプレーの購買行動調査を実施し、6月9日から13日にかけて5日間、回答者6,461人を対象にネット行動分析を行った。それによると成人女性の2人に1人が「ほぼ毎日」柔軟剤を使用、フレグランススプレーは20代女性に多く、使用者は通販、美容、メディアサイト閲覧量が多い傾向にある、と発表した。
柔軟剤は毎日、衣類用フレグランスは?
洗濯の際柔軟剤を使用する人の理由として、「香りの良さ」がトップ、続いて「仕上がり感」。一方、家庭では洗濯できないものも手軽に使用できる衣類用スプレーは、「使用したことがない」と答えた人が55.1%。しかしながら、年代別の統計では20代の4人に1人が「時々~ほぼ毎日使用」と回答しており、若い世代を中心に、衣類の香りに気をつける女性が多いことが分かった。
フレグランス使用者、非使用者とブログ閲覧比較
興味深いのが、衣類用フレグランススプレーを使用しない人に比べ、使用する人のサイト閲覧量の差は、特に楽天市場21.5%、NAVERまとめ21.2%、ベルメゾンネットは15%と、使用者が大きく上回っている。また美容関連のサイトやTV局サイトなどメディアに対する関心も高く、「香り」に気を遣う人は情報感度が高い傾向にあるようだ。