ゆうパック基本運賃を平均12%程度引き上げへ

ECのミカタ編集部

 日本郵便株式会社(東京都千代田区)は、ゆうパックのサービス改善を行うことと合わせて、基本運賃を2018年3月1日に改定すると発表した。

 EC市場が拡大し、運送業も大きな変革の時を迎えている。日本郵便は「身近で差し出し、身近で受け取り」をコンセプトに、一人一人の顧客の荷物の差し出しやすさや、受け取りやすさを追求するためのゆうパックのサービス改善を段階的に行うと発表した。

 あわせて、人件費単価の上昇等に対応し、引き続き安定的なサービスを維持していくため、ゆうパック運賃の改定等も行うとしている。具体的にどう変わっていくのか見ていきたい。

さらに受け取りやすくなる「ゆうパック」

 まず、Webを活用して簡単に差し出すサービスとして【Web決済型ゆうパック】をリリース。クレジットカード等により事前決済の上、オンラインで発行した発送ラベルを荷物に貼付することにより、基本運賃から180円引きで郵便局等から発送できる新サービスだ。

 直近1年間に10個以上の利用で10%引きという継続利用割引や、発送時に郵便局受取指定で100円引きとなる郵便局受取割引も適用される。荷送人がスマートフォン等を用いてゆうパックあて名ラベルを簡単に作成できる無料アプリもリリースされる。

 自宅で確実に受け取るサービスとしては、

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