「CROSS MALL」が「Amazon Business」に対応。スピード感あるバックヤードを実現

ECのミカタ編集部

 株式会社アイル(本社:大阪市北区・東京都港区)が提供する複数ECサイト一元管理ASPサービス「CROSS MALL(クロスモール)」が、法人・個人事業主向け購買専用サイト「Amazon Business」に対応したと発表した。

 「CROSS MALL」は複数ECサイトの商品登録、在庫管理、受注管理、発注管理、仕入管理が可能で、月額料金で利用できるASPサービスだ。ユーザーからの要望を積極的に受け付ける「お客さま参加型の機能強化」を進めており、使いやすさを重視している。

 その機能強化において今回連携を開始したのが「Amazon Business」だ。Amazon Businessとは、Amazon.co.jpを利用して企業間での商品の売買を行うサービスだ。言うなればアスクルやモノタロウのようなサービスだと思っていただいて結構だろう。

 「Amazon Business」はアメリカやドイツ、イギリスなどではすでに人気を博している。従来のAmazonの品揃え、価格、利便性に加え、法人価格や数量割引、期間限定配送特典などが利用できるため、多くの企業が参入するだろうとされている。

 日本版は先月9月20日にリリースされたばかりだが、通常のBtoCのマーケットプレイスの販売事業者にもBtoBの販売機会を提供すると発表している。つまり、これまでAmazonに出店していた事業者は、toBの需要が増える可能性があるということだ。

 とても夢の膨らむ「Amazon Business」という新しいサービスだが、それだけ在庫管理などの作業も増える可能性があるということ。企業の大口注文に対しての、在庫切れなどの機会損失はできるだけ避けたい。

 そんな中で「CROSS MALL」は早々に対応した。EC事業者は「CROSS MALL」にて、在庫・受注データの一元管理が可能になるため「Amazon Business」を含む複数のECサイトを効率的に運営でき、在庫切れなどの機会損失を防止できる。負荷を削減しながら売上拡大を図ることができるというわけだ。

 また、「CROSS MALL」から「Amazon Business」に出品している商品の「法人価格」「数量割引」「法人限定出品」の設定も可能となっているので、作業に多くの手間を取られることも少ない。

「CROSS MALL」の素早い技術対応がEC事業のバックヤードを強力に支える

 とにかく変化の速いEC業界において、多店舗運営するということは非常に手間や労力が大きくなる。今回の「Amazon Business」のような業界を大きく変えてしまうかもしれないようなチャンスには、すぐに乗る勇気が必要だ。

 こうした作業的なリソースはとにかく自動化し、効率化することが求められる。そんな中で、「CROSS MALL」のような対応の早いASPは担当者にとって心強い存在であるだろう。

 バックヤードはネットショップを運営において重要な役割を果たす。アイデアの創出など、人間でないと難しいことは人間が。正確さとスピードが求められる膨大な作業はシステムで。という割り切った役割分担が求められる。

 いま一度、自社のバックヤードに目を向け、改善・ブラッシュアップを行ってみてはいかがだろうか。「CROSS MALL」の素早い対応が、EC事業の心強い味方になってくれることは間違いないだろう。

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