ZOZO TOWNとAIの遭遇!スタートトゥデイ、IQONを扱うVASILY社を子会社化へ

石郷“145”マナブ

 スタートトゥデイがまた新たな動きを見せた。「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイ(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:前澤 友作)は、VASILY(本社:東京都品川区代表取締役:金山 裕樹)の全株式を取得し、完全子会社化することに関して、合意したと発表した。VASILYは、「テクノロジーとデザインの力を活用し、人類の進化に貢献するような発明を行い続ける」ことをミッションとして、ファッションメディアサービス「IQON(アイコン)」などを手がけている。

「IQON(アイコン)」は200以上のECサイトからファッションアイテムを、ユーザーが自由に組み合わせてコーディネートを作成できるサービスだ。同サービス以外も、同社はファッションメディアの運営や、その他ソフトウェア等の受託開発を行っていて、これらのサービスの構築を通して、AI(人工知能)を駆使した機械学習・画像認識の分野において高い技術力を持っているのが、注目すべき点だ。

 ZOZOが手がけてきた事業に、VASILYが培ってきた開発技術を応用すれば、ファッションの可能性自体もさらなる広がりを見せることだろう。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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