「楽天ペイ」が分割機能の提供を開始。広がるスマートペイメントの利便性

ECのミカタ編集部

 楽天株式会社(本社:東京都世田谷区)は、楽天会員IDを活用したオンライン決済サービス「楽天ペイ」の決済手段を拡充し、本日より「楽天ペイ」導入サイトを対象に、分割払い機能の提供を開始する。

 「楽天ペイ」は、楽天会員登録をしているユーザーが楽天グループ以外の各種ECサイト(物販、デジタルコンテンツおよびチケット販売サイトなど)において、楽天会員IDを使って簡単に決済ができ、楽天スーパーポイントで支払ったり、貯めたりすることができるオンライン決済サービスだ。2008年10月のサービス開始以降、順調に導入サイトが増えており、現在では国内5,000以上のサイトにおいて「楽天ペイ」が導入されている。

 昨今、インターネット・ショッピングは生活のインフラとして定着し、幅広い価格帯の商品が購入されるようになった。なかでも、高額商品を取扱うサイトにおいては、分割払いによる決済のニーズが高まっている。こうした背景から、このたび、「楽天ペイ」ではクレジットカードでの分割払い機能の提供を開始することになったという。

 これにより、ユーザーは、分割払いに対応した「楽天ペイ」導入サイトでクレジットカード払いをする際、3回、5回、6回、10回、12回、15回、18回、20回、24回による分割払いを選択できるようになる。

 サービス開始時は「楽天ペイ」導入店舗の一部から開始し、対応店舗を順次拡大していくとしている。なお、「楽天ペイ」を導入しているサイトは、追加の費用なしで分割機能を導入することができる。最低利用金額や分割払い手数料は、クレジットカード会社により異なる。

ユーザーの声に耳を傾け、真摯にサービスに反映する楽天

ユーザーの声に耳を傾け、真摯にサービスに反映する楽天

 スマートペイメント業界も争いは熾烈だ。2017年4月に各種サービスが統合され生まれ変わった楽天ペイは、それまでと変わらずユーザーの声に耳を傾け、真摯にサービスに反映する努力を続けていると感じる。

 まだまだ楽天という経済圏の中での利用に留まっている印象があるが、こうして着実にサービスを改善していくことで、ユーザーにとってなくてはならない存在になっていくことだろう。

 2020年を目の前に、各種業界は急いで整備を進めている。ECサイト運営においては特に注意深く時代の動向や、提供できるサービスのアップデートを行っていかなければならない。顧客満足度向上のためにも、こうしたニュースは情報をしっかりと拾っておきたい。

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