実は若い男性がハマってる「ネットでのお買い物」は節約がカギ?
「ネットショッピング」に関する調査
株式会社オールアバウトの「生活トレンド研究所」は、ネットショッピング、ネットオークション及びネットフリマの利用実態に関して、首都圏在住の20~69歳までを対象にアンケート調査を行い、1115名の有効回答を得た。それによると9割以上がネットショップの利用経験があり、その中でも30代男性の利用率が高いことが判った。これまでの調査では女性の利用が多いとされてきたが、インターネット通販への意識の変化がもたらされてきている。
若い男性の「節約」意識
サービスの利用頻度は2、3週間~月に1度の回答が全体で半数以上、週に1階以上が15.2%、その中で30代男性が22.3%と最も多い。理由としては、ネットショップの方が安く購入できるという節約志向と、商品ラインナップが豊富で、一般市場で取り扱いのないものが多いこと。主に趣味などの実用品が多い。
またネットフリマ、オークションの利用については、サービスを知らない利用しない割合がすべての年代で8割を超え、利用率が低いことが判ったが、その中でも男性の利用率は28.3%と、19.8%の女性を上回っている。
年代別に分かれる「節約」意識
逆にネットショップを利用しない人は、セキュリティへの不審、必要性を感じないというのが主な理由。また増税により家庭を持つ女性などの利用率が減り、20代は逆に増加。収入の差や生活環境による節約の意識が覗える。