楽天の「R-SNS」サービスにLINE@が連携。スマホ全盛時代の1to1コミュニケーションを実現

ECのミカタ編集部

楽天の「R-SNS」サービスにLINE@が連携。スマホ全盛時代の1to1コミュニケーションを実現

 LINE株式会社(本社:東京都新宿区)は、楽天株式会社(本社:東京都世田谷区)が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」の出店店舗の店舗運営にソーシャルメディアを活用できる「R-SNS」サービスと新たに連携したと発表した。

 「LINE@」は、LINEのユーザー基盤と高い利用率を活かした、ユーザーへのダイレクトな情報発信やビジネス活用が可能な店舗・企業向けLINEアカウントだ。2012年12月の提供開始以来、主にユーザーと店舗・企業を繋ぐ販売促進のサポートサービスとして、飲食・アパレル・美容・宿泊施設など多くの店舗・企業に活用されてきた。

 その「LINE@」はこの度、楽天市場での店舗運営にソーシャルメディアを活用できる「R-SNS」サービスと新たに連携し、楽天の出店店舗へ「LINE@」の導入を開始した。

 「R-SNS」とは、LINE@やInstagram、FacebookといったSNSを、楽天市場での店舗運営における情報発信のツールとして利用したい出店店舗をサポートする楽天のサービスである。店舗の各SNSにおけるアカウント作成代行や、集客や販売促進に役立つ企画開催、ノウハウや事例の提供などを行っている。

 今回の連携によって、ユーザーは楽天市場の出店店舗ページを通じ、当該店舗の「LINE@」アカウントを友だち追加することが可能になる。これにより、出店店舗は「メッセージ配信」や「タイムライン投稿」を利用してクーポンやセール情報をLINE上に発信したり、トーク画面で個別にやり取りをする「1:1トーク機能」で、ユーザーから直接問い合わせを受け付けたりすることが可能になる。

お店が伝えたい声をダイレクトにユーザーに届ける

 これまでメールや電話で行なっていた商品やサービスに対する問い合わせ対応などを「LINE@」上でも実施することで、より迅速できめ細やかな満足度の高いコミュニケーションを実現し、リピート率の向上やユーザーのロイヤリティ醸成に寄与するとしている。

 SNSが普及し、従来のメールマガジン等よりも親密なコミュニケーションがとれるようになった。1to1コミュニケーションにおいては、多くの人がインフラとして利用している「LINE」を利用することがユーザーにとって最も利便性が向上するのではないだろうか。

 楽天市場という多くのショップが存在するモールの中で、お店がユーザーに伝えたいその声は、なかなか届かないのが現状だ。しかしこうしたサポートツールが充実してくることによって、お店の声はダイレクトにユーザーへと届くようになり、それが個性として認知され、ファンの拡大へとつながる。いまこの時代にこうした便利なツールを使わない手はないだろう。

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