世界初のコスメが無料で届く『HowTwo』が登場
HowTwo株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:龍川誠、以下「HowTwo」)は、2018年2月1日(木)から、女性向けに新品コスメが無料で使えるサービス「HowTwo (ハウトゥー)」の提供を開始することを発表した。
所有から共有(シェア)へ
近年、消費者・ユーザーの所有に対する認識は多様化していると言えるかも知れない。大都市部を中心にゆるやかに景気が拡大する一方、ライフスタイルの多様化や、消費の二極も顕在化し、「無駄な買い物を控える」層も増えているようだ。
その文脈では、購入の意思決定の際には、自分に合うかどうかの相性や、お得感、いかに効率的に済ませませられるかといった点がシビアに見られることになる。こうした消費者動向へのHowTwo社の出したひとつの提案でありアンサーが「所有から共有(シェア)へ」だ。
無料で自宅へコスメが届く
HowTwo社では、そんな消費者・ユーザーの価値観に合わせた新しい購買の形として、化粧品を「買う前に自宅で使う」という新習慣をHowTwoで実現していくことにした。
同社によれは、気になる化粧品を購入前に使える仕組みにより、所有に対するハードルを下げ、女性がより簡単に美しくなれる世界を創造していく取り組みなのだという。
サービスの概要はこうだ。「HowTwo (ハウトゥー)」は、気になるコスメを無料で好きなだけ使える新感覚サービスでとなっている。アプリでコスメ動画を視聴し、画面をタップしてECサイトのようにコスメをBOXに追加すると、無料で自宅へコスメが届く。
BOXに追加できるコスメは一度に3つまでで、利用回数は無制限。届いたコスメは一週間好きなだけ使うことができ、購入または返却が完了すると新しいコスメをBOXに入れることができる。
「自分にマッチする」アイテムに出会える
このようにHowTwoは、ユーザーが気になる新品の化粧品を購入前に使える仕組みとなっている。同サービスでは、化粧品は消耗品でありながら、使用後でもリスクなく返却できるため、合わない化粧品を購入してしまう金銭的コストや、デパートやドラッグストアへ足を運ぶ時間的コストをカットし、ユーザーに大きな利便性を提供する。
また、使用・購入履歴などの情報をもとにユーザーに合う化粧品を算出し、レコメンドを行う。このサービスを使えば使うほど、ユーザーは自分に合う可能性の高い化粧品を簡単に見つけることができるようになり、一方で化粧品メーカー側は、効率的に見込み顧客にリーチできるようになる。
HowTwo社として、両者を適切にマッチングすることで、化粧品の購買率及び流動性を高め、ユーザーと化粧品業界の双方に貢献していく方針だ。
「HowTwoする=使ってから買う」
同社は「世界中の女性を美しく」を理念とし、女性を美しくすることを目標として掲げている。化粧品をはじめ、女性向けアイテムの購入体験を劇的に変えることで、美しさをより身近なものにする方針だ。
さらに、ユーザーに実質的に少額の与信を供与し、蓄積された顧客の信用データを管理・評価し応用することで、今後は化粧品だけにとどまらず、他社のECサイトや実店舗も含め、あらゆる買い物シーンで「HowTwoする=使ってから買う」ことを可能にし、気になると思った瞬間にモノが使える、全く新しい「買い物スタイル」として提案していくそうだ。
コスメは肌に触れるものであるだけでなく、その人のライフスタイルや趣向、フィロソフィーにも直結するとてもセンシティブなアイテムだ。自分にマッチするものに行き着くためのショートカットを提供する試みとも言え、コスメに留まらず「所有から共有(シェア)へ」をキーワードに、さらなる展開に視線が集まることだろう。