インテリアをもっと自由に、カスタマイズされた家具を低価格で提供する『Yourniture.』がサービス開始
ユアニチャー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:峯浦望、以下「ユアニチャー」)は、「誰でもオンラインで簡単に、一人ひとりの要望に合わせたパーソナライズ家具を量販店価格で購入することができる」サービス『Yourniture.(ユアニチャー)』をリリースした。
また同社は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資を実施し、3,000万円の資金調達を実施した。
家具のサイズを1cm単位でオーダーできる
『Yourniture.』は、オンラインパーソナライズ家具のD2Cブランドだ。好みの家具のサイズを1cm単位で、色は10種類以上からカスタムオーダーすることが可能となっている。
今後リリースする商品については、扉の有無や脚の数などデザインも変更することができるので、自分のイメージの中にしかなかった、”理想の家具”を手に入れる事が可能となるそうだ。
また、サービスリリースに伴い、第ニ弾商品「MAIN SHELF」の先行購入チケットの販売を、クラウドファンディングサービスMakuake にて開始した。さらに、ISETAN×Makuake プロジェクトにて、2/28(水)~3/27(火)の期間で伊勢丹新宿本店 本館2階=グローバルクローゼットに商品を展示し、実物を直に確かめられるチャンスとなっている。
インテリアをもっと自由に
日本においても「インテリア」という概念が定着して久しく、近年、関心が高まっている。またそれを構成する家具は、インテリアやファッションという面だけでなく生活必需品としての機能性も重要だ。
一方で、家具は一般的に値段が高く、サイズや色のバリエーションは限られており、購入時に妥協を強いられることが少なくない。『Yourniture.』では、一人ひとりの要望に合わせ、パーソナライズされた家具を提供することで、インテリアをもっと自由に楽しんでもらい、人生の拠点である「部屋」を素晴らしい空間にするべく、サービスを提供するに至ったそうだ。
自動化技術で低価格を実現
『Yourniture.』で提供される家具の特徴はそれだけではない。価格の安さも大きなアドバンテージとなっている。同社は、テクノロジーを活用する事で、今まで出来なかった「低価格で1点物の製品をつくる」ことを実現しているのだ。
その要因はいくつかの自働化技術にある。『Yourniture.』のサイト上でサイズ、色、デザインを自由にカスタマイズした家具がどの値段で手に入るのか、一瞬で値段を提示することができる。また、個別の家具を作るための図面、そして生産工場へ送る製造指示書を自動で生成している。
さらに、自社で商品の企画、製造、販売を行うD2C(= Direct to Consumer)のビジネスモデルにより、不要なコストを削減しているそうだ。
大量生産される規格化された製品は安価である事が多いが、カスタマイズ性には乏しい。またカスタマイズできるアイテムは多くが高価だ。その二律背反する方向性を自動化技術とD2Cで融合させ、安価でパーソナライズされた家具を送り出す同社。まさにECの持つ無限の可能性を体現していると言えるのかも知れない。