ビーコンを活用したO2O施策を支援

株式会社フリークアウト（以下フリークアウト）より自社が提供するプライベートDMP「MOTHER」に、新たにビーコンを活用したO2O施策を支援する機能を追加し、一般広告主向けに提供を開始したと9月16日に発表があった。

データ取得するのはプライバシーポリシーに同意したユーザのみ

従来では広告主が店舗やイベント会場でユーザのデータを取得し、プライベートDMPに取り込むことは困難とされてきたとフリークアウトは語る。今回「MOTHER」に追加された機能により、ビーコンにより取得したデータをリアルタイムにプライベートDMPへと送信し蓄積することが可能になった。

ビーコンを設置した店舗やイベント会場に来たユーザの中で、プライバシーポリシーに同意しているユーザのみを対象にデータの収集を行うため、個人情報の取り扱いも安心だ。

広告主はフリークアウトが提供している専用のSDKをスマートフォンアプリに導入し、ビーコンを目的の場所に設置するだけで利用することが出来るという。

新機能が示す可能性

今回の機能追加により、プライベートDMP上でビーコンにより取得し蓄積したデータとオンラインで取得したオーディエンスデータと掛け合わせて分析、店舗に来店したユーザのECサイトでの購入率を把握するなど、各タッチポイントの貢献度を可視化できる。

また、蓄積されたオーディエンスデータをフリークアウトが提供するDSP「FreakOut」やSNS広告配信プラットフォームなどに活用することで、店舗やイベント会場に来たユーザにオンライン上でディスプレイ広告を配信するなどの新しいコミュニケーションシナリオを実現できる。