株式会社オールアバウトライフマーケティング(本社：東京都渋谷区)が運営する「サンプル百貨店」は、「日テレポシュレ アウトレットモール」を、2018年3月20日より「サンプル百貨店」内に新設すると発表した。

　1996年にスタートした日テレ通販「ポシュレ」。「テレショップ」のスペルを逆さにしたアナグラムから「ポシュレ」は生まれたそうだ。昨年秋に「日テレポシュレ」としてパワーアップ。“見て楽しい”“買って楽しい”“みんな楽しい”を目指して、暮らしに役立つ商品を日々提供している。

　その「日テレポシュレ」で紹介した商品を、お得なアウトレット価格で提供する「日テレポシュレ アウトレットモール」が、2018年3月20日より「サンプル百貨店」内に新設されるという。

　サンプル百貨店とは30代～40代の女性を中心とした約200万人の「生活者」を抱える、日本最大級のサンプリングサイトで、マーケティング目的で出品された食品や飲料などが定価の半額以下(送料込み)でお試しできる有料サンプリング「ちょっプル」や、イベント会場にブロガーやSNSで活躍するインフルエンサーを招き新商品発表会を行う「リアルサンプリングプロモーション」など、さまざまなメーカーに、Webとリアルの両面で効率的なマーケティングやプロモーションを提供するサービスを展開している。

　このたび新設した「日テレポシュレ アウトレットモール」では、「日テレポシュレ」で紹介したファッション小物や化粧品、生活雑貨、家電などのメーカー製品のほか、日本テレビの番組・映画の関連グッズのアウトレット製品を取り扱う。なお、このモールの「日テレポシュレ」の商品は、「サンプル百貨店」がお得な価格で、独占的に販売する。

プロモーション方法が増えた今、ECで「どう売るか」

　これからテレビショッピングとECの垣根はますます取り払われていく。テレビも雑誌もWEBも横断的にショッピングを楽しむことができる環境が整ってきている。そういった点でオールアバウトライフマーケティングと日本テレビの取り組みはEC業界として歓迎すべきだろう。

　これからのECで大切だと感じるのは商品の特性に合わせて販売していく媒体をしっかりと吟味する必要があるということ。これだけ多くの販売チャネルがある今、「どう売るか」を真剣に考えていかなければいけない。

　プロモーション方法も変わってくるはずだ。ターゲットをしっかりと定めて深い情報をユーザーに届け、効果的に販売していける媒体を見つけるということ。そうしていく事でまだまだECの可能性は広がっていくはずだ。