『SHOPLIST』がAI導入で、よりユーザー好みのアイテムが表示可能に

ECのミカタ編集部

『SHOPLIST』がAI導入で、よりユーザー好みのアイテムが表示可能に

クルーズ株式会社(以下「クルーズ」)が運営する、通販サイト『SHOPLIST.com by CROOZ』(以下、SHOPLIST)にて、サイジニア株式会社(以下「サイジニア」)が提供するビジュアルAIレコメンデーションサービス「デクワス.VISION」の導入を開始したことを公表した。

多くの支持を集める『SHOPLIST.com by CROOZ』

「SHOPLIST.com by CROOZ」は、クルーズ社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小渕 宏二)が運営するレディースからメンズ・キッズまで、幅広いジャンルのファストファッションブランドのアイテムをまとめて購入できる通販サイトだ。

国内で人気のファストファッションブランドや、LAブランドをはじめとした海外ブランドまで、気軽にリーズナブルな価格でショッピングを楽しめるファッションブランドを多数取り扱っている。2012年7月にサービスを開始して以来、多くのユーザーから支持を受け、売上高は5年目となる2017年3月期には約190億円規模まで拡大している。

その、『SHOPLIST.com by CROOZ』(以下、SHOPLIST)に、サイジニア社(本社:東京都港区、代表取締役 CEO:吉井 伸一郎)が提供するビジュアルAIレコメンデーションサービス「デクワス.VISION」の導入を開始した。

個々のユーザーの嗜好にあわせてアイテムを薦める

個々のユーザーの嗜好にあわせてアイテムを薦める

今回導入に至ったビジュアルAIレコメンデーションサービス「デクワス.VISION」は、ユーザーがショッピング中に見ている商品画像とイメージが近い商品を瞬時に探し出して提案をする、AI技術を活用した画像解析レコメンデーションエンジンだ。

SHOPLISTでは、本サービスを3月初旬よりトライアル運用を開始しており、既存の自社レコメンデーションエンジンと比較して、商品のクリック率など、いくつかの数値向上が見られたことで、この度本格運用を開始したのだ。

本サービスは、行動履歴型のレコメンデーション手法と違い、AIが全ての商品画像を解析し、デザインの類似性を主軸にユーザー一人一人の嗜好にあわせてアイテムを薦める。また、公開されたばかりの新着商品や大量の商品の中に埋もれてしまいクリックされたことがない商品も、イメージが近ければユーザーに提案が可能な為、「欲しい商品」に辿り着くまでの時間が効率化されることで、ユーザー様に迷わない買い物体験の提供が可能となっている。

今回、AI技術を活用したレコメンデーションのサービスを導入したことで、ファッション通販において重要視している画像による商品訴求の精度が上がり、またユーザーにとっての買い物の利便性向上を通じて業績拡大への寄与が期待される。

ユーザー体験のさらなる向上を目指す

今回のAI技術を活用した「ビジュアルAIレコメンデーションサービス」導入を通して、多くの商品の中から個々のユーザーの好みにあったアイテムが、より簡単に見つけられることが可能になった。同社は、この取り組みを通して、よりユーザー目線に立った買い物体験の向上にまい進する方針だ。

活況を呈するEC市場の中でファッション分野は同市場を力強く牽引している。その中でも同分野をリーディングするSHOPLISTが、AIを活用して飽くなきユーザー体験の向上を図る姿勢は素晴らしい。2018年も同市場の中で存在感を発揮していくことだろう。

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