ライブコマースの「Live Shop!」にて「逆オークション」が新機能として追加

ECのミカタ編集部

 ソーシャルライブコマース「Live Shop!」を運営している株式会社Candee(本社:東京都港区)は、新感覚のエンターテイメント“逆オークション”をLive Shop!の新機能として追加した。

 Candeeは、モバイル動画市場における知見を有する経営陣及びスペシャリスト集団のもと、2015年に設立以来、ライブ配信10,000本以上、モバイル動画1,500本以上を企画から制作・配信までワンストップで行なっている。

 Candeeが運営を行う「Live Shop!」ではこの度、“逆オークション”という新機能が追加された。通常のオークションとは異なり、上限価格を提示し、設定された時間内で競り下げていく仕組みで、最初に落札した一人が商品を購入できる。時間が経過するほど価格は下がるが、秒単位で落札できる確率も下がるため、参加者の商品購入に対する熱狂度があがる仕組みとなっている。

 “マイナビpresents 第26回 東京ガールズコレクション 2018 SPRING/SUMMER”の「逆オークション by Live Shop! STAGE 」で実施。JTBトラベルギフト(20万円分)が出品され、会場全体が盛り上がった。

 他にもJ2リーグの“東京ヴェルディ対モンテディオ山形”の試合で、ハーフタイム中に逆オークションを実施。出品された商品は、「エムールくつろぎセット(井上潮音選手サイン入りU字抱き枕入り)」と「アスレタ×東京ヴェルディ福袋(梶川諒太選手サイン入りトレーニングシューズ入り)」の合計2品。逆オークション開始前には、井上選手からの商品紹介動画がスタジアムのモニターに流れ、ファンの購買意欲を掻き立てた。

 スポーツ領域では、ファンとアスリートを繋ぐエンターテイメントの提供により、既存ファンのエンゲージメント向上と、未開拓層のファン獲得を目指した展開を予定しており、今後はファッション領域に留まらず、スポーツ領域への提供も強化していく予定だ。

固定概念に縛られず、新しいアイデアを形に

 これは面白い仕掛けだと感じた。通常のオークション形式であれば、自分が落札できる価格を越えてしまうと、後は推移を見守るだけだが、逆オークションの場合だと最後まで多くの参加者にチャンスがあり飽きることなく楽しむことができる。

 逆オークションがこれからのスタンダードとなるかは未知数だが、固定概念に縛られず新しいアイデアを出していくことで業界は進化していくことができる。アイデアを形にする力が、これからは更に重要になっていくのだろう。

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