EC商品撮影の効率化に威力。クラウドサービス『PANAMAスタジオ』が登場
株式会社waja(本社:東京都港区麻布台 代表取締役:村田高宗)は、ササゲ(撮影・採寸・原稿)に特化したクラウドサービス「PANAMA(パナマ)スタジオ」をリリースした。
自社のECサイト運営から生み出された
PANAMAスタジオは、ササゲに特化したSaaS型のクラウドサービスだ。商品撮影から画像のサーバーアップロードまで一貫して行うことができ、ササゲ処理をよりスムーズかつスマートに行うことのできるのが最大の特徴だ。waja社は、PANAMAスタジオの提供にあたり、「自社ECサイトでの運用実績があるからこそ、生み出せたサービス」と胸を張る。
業務効率化に寄与
PANAMAスタジオは、画像加工ソフトや基幹システムを必要とせず、業務の属人化がない。また、画像品質も業務効率も個人のスキルに依存しない。明解なUIと簡潔な操作で作業マニュアルもほぼ不要で、短時間のトレーニングで、専門知識や経験が無くてもスマートな撮影ができる。
また、クラウド管理で、誰が、いつ、どんな作業をしたのかをリアルタイムで管理でき、さらに過去のログも全て確認することが可能だ。作業ログを解析することで、ボトルネックの発見や個々に合わせたトレーニングが行え、運用フローなど業務設計を逐次見直すことができ、業務効率化に寄与する。
低コストで運用可能
また運用費用も安価に抑えることが可能だ。撮影・加工アップロードは1カットあたり8円でダッシュボードの利用は無料となっている。利用した分のみに対する請求のため、低コストで運用できる。
実際にPANAMAスタジオの導入により、同社比で撮影加工人件費は実に80%も削減されたという。自社ECサイトを展開している企業だからこそ生み出せた、現場の状況にフィットした利便性の高いサービスだと言えるだろう。
EC化を考える際に、自社で商品撮影をする必要に迫られるケースは多い。その際にビジュアルのクオリティを維持しつつ運用を効率化するのは、至難の業でもあった。今回、提供が発表されたこのサービスは、まさにこの課題に対応したもので、導入を通してビジネス全体の収益性改善への寄与も大いに期待できそうだ。